ドラマ1週間:「カムカムエヴリバディ」3代100年のファミリーストーリーが大団円 ラスト1分まで伏線回収

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終回の一場面(C)NHK

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(4月2~8日)は、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合)の最終週が放送され、朝ドラ史に残るであろう名シーンが描かれたほか、半年にわたって描かれた3代100年のファミリーストーリーが大団円を迎えた話題などが注目を集めた。前後編で取り上げる。

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 7日、女優の石橋静河さんが、今田美桜さん主演で4月13日にスタートする連続ドラマ「
悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?」(日本テレビ系、水曜午後10時)に出演することが分かった。石橋さんが同局のドラマに出演するのは初めて。1992年に同局系で放送された「悪女(わる)」では河合美智子さんが演じていた梨田友子(なしだ・ともこ)役で、第1話から登場する。友子は超がつくほどの倹約家で、「不安のない老後を過ごすこと」が目標だという堅実な女性。石橋さんは「熱い気持ちを隠しきれず麻理鈴(今田さん)に見抜かれてしまう梨田さんが好きだなと思いました。一生懸命演じようと思います!」と意気込んだ。

 8日、お笑いコンビ「ホンジャマカ」の恵俊彰さんが、二宮和也さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「マイファミリー」(TBS系、日曜午後9時)に出演することが明らかになった。17日に放送される第2話で、主人公・鳴沢温人(二宮さん)が設立した会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」の顧問弁護士を演じる。恵さんは2015年に同枠で放送された「下町ロケット」でも弁護士役を演じており、再び弁護士役で「日曜劇場」に凱旋(がいせん)した格好だ。

 7日、女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」の第111回が放送され、るい(深津さん)と安子(森山良子さん)が約50年の年月を経て、ついに再会し抱き合った。安子がるいの額の傷に触れようとすると、るいはその手をつかみ、安子に向けて子供のように「お母さん」と呼び、「I love you」と万感の思いを込めて伝えた。SNSでは、「やっと会えた」「ついに……! 待ってました!」「長かった……。本当に長かった。おめでとう」「I hate you じゃない、I love you……」などと、朝ドラ史に残るであろう名シーンに、感動の声が上がった。

 8日、「カムカムエヴリバディ」の最終回(第112回)が放送され、半年にわたって描かれた100年のファミリーストーリーが大団円を迎えた。最終回では、ひなた(川栄さん)とるいが、再び来日した安子と再会。祖母、母、娘の3世代がそろい、「おいしゅうなれ、おいしゅうなれ……」と“あんこのおまじない”を唱える場面も描かれた。そして、ラストでは、2025年に映画村を訪れたひなたが、ラジオ英語講座の共演者、ウィリアム・ローレンス(城田優さん)と遭遇。ローレンスがひなたの初恋相手のビリーであることが判明し、最後の伏線回収もなされた。ひなたは、ローレンスに「大月」へ回転焼きを食べに行くことを提案。2人の未来を予感させるカットで、3世代続いた物語がハッピーエンドを迎えた。SNSでは「ドラマで初めてロスに陥った気がする」「とにかく大団円過ぎて、涙より笑顔の多い最終回でした」「わあ、ラスト1分に最後の伏線回収した! 脚本すごかった!」「続編希望です」「100年物語の伏線回収がよく作り込まれているすてきな最終回でした」といった投稿が相次いだ。

 8日、女優で歌手の水谷果穂さんが、間宮祥太朗さん主演で4月13日にスタートする連続ドラマ「ナンバMG5(エムジーファイブ)」(フジテレビ系、水曜午後10時)に出演することが明らかになった。水谷さんは第1、2話のゲストで、県内屈指のヤンキー校として知られる市松高校の1年生・広瀬マーヤを演じる。男子たちの視線を独り占めし、一度目が合った男子らは目が離せない美女……という役どころ。水谷さんは、初のヤンキー役に挑戦する。

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