ちむどんどん:長男購入の“怪グッズ”スーパーバンドに視聴者注目 「子供の頃こんなのあった」「雑誌の裏表紙に載ってる系」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で浅川大治さん演じる子供時代の比嘉賢秀(左) (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で浅川大治さん演じる子供時代の比嘉賢秀(左) (C)NHK

 女優の黒島結菜さんが主演する2022年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)が4月11日にスタートした。第1回では、ヒロイン・比嘉暢子(稲垣来泉さん)の兄・賢秀(浅川大治さん)が、両親に「マグネット・オーロラ・スーパーバンド 一番星」という玩具をねだるシーンに注目が集まり、SNSでは「70年代的怪しいグッズ。兄はお調子もの枠ね」「うさん臭えなスーパーバンドw お兄ちゃんの立ち位置が分かってきた」などの声が上がった。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎える沖縄が舞台で、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子ら4兄妹の笑いと涙の物語となる。

 第1回は1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄本島北部のやんばる地域が舞台。暢子ら4兄妹が、地域唯一の店「共同売店」で、母・優子(仲間由紀恵さん)と父・賢三(大森南朋さん)にそれぞれのほしい物をねだるシーンがあった。

 長女・良子(土屋希乃さん)はノート、次女・暢子はサーターアンダギーをねだる中、長男・賢秀は「あった! ついに沖縄にも上陸した!」と目を輝かせて手にしたのが「マグネット・オーロラ・スーパーバンド一番星」。そして「こんなして、頭に巻き付けたら宇宙磁石のおかげでどんどん頭が良くなる魔法のバンドさ」と早速頭に巻き付けて、「これで俺は、沖縄の一番星になるわけさ!」と声を弾ませた。

 賢三が「そんな無駄遣い」、優子が「(この前)新しいズックがほしいって」と諭すが、賢秀は「ズックは我慢するから。スーパーバンド買ってください!」と懇願。優子は「しょうがないね、今回だけだよ」と優しさを見せる……。

 SNSでは、いかにも怪しい代物に「子供の頃こんなのあったような……」「雑誌の裏表紙に載ってる系の怪しいグッズ臭を感じる」「スーパーバンドで頭が良くなる……昔あの手この手でそーゆー眉唾商品あったよね」などとノスタルジーを感じる視聴者のコメントも見られた。

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