多部未華子:コーヒー苦手も、松坂桃李の一杯味わう 「飲まないわけにはいかない」

映画「流浪の月」完成披露試写会の完成披露試写会に登壇した多部未華子さん
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映画「流浪の月」完成披露試写会の完成披露試写会に登壇した多部未華子さん

 女優の多部未華子さんが4月13日、東京都内で実施された、広瀬すずさんと松坂桃李さんのダブル主演映画『流浪の月』(李相日監督、5月13日公開)の完成披露試写会に出席。作中のシーンを再現して、松坂さんにコーヒーをいれてもらったものの、自身はコーヒーが苦手だったといい、「飲まないわけにはいかない(笑い)」と明かして会場の笑いを誘った。

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 多部さんは、松坂さんについて「尊敬する部分がたくさんある」とコメント。劇中で松坂さんが多部さんにコーヒーをいれるシーンがあることにちなみ、松坂さんが「(役作りの一環で)お互いが共有しているリズムを、その触りだけでもやったほうがいいんじゃないかと提案しました。コーヒーをいれて、お話ししました」と明かし、松坂さんのコーヒーの味を問われた多部さんは「撮影初日くらいの、(関係などが)まだ浅い感じだったので、その一杯がとても重く感じました」とコメントした。

 ところが、松坂さんにその行動を促した李監督が、多部さんを見て「『コーヒー飲めない』って言ってませんでしたっけ?」と暴露。

 多部さんは「それ言っちゃう……!?」とビックリ。「コーヒー苦手で『どうしよう』と思いながら……。そういう意味でもとても重たくて……」と話して会場の笑いを誘いつつ、ググッと飲み干したと明かして「飲まないわけにはいかない(笑い)」と話していた。
 
 「流浪の月」は、2020年の「本屋大賞」を受賞した凪良ゆうさんの同名小説(東京創元社)が原作。10歳のときに誘拐事件の“被害女児”とされた女性と、事件の“加害者”とされた男性が秘密を抱えたまま、15年後に再会する姿を描く。広瀬さんが誘拐事件の“被害女児”とされた家内更紗(かない・さらさ)、松坂さんが“加害者”とされた佐伯文(さえき・ふみ)、多部さんが傷ついた心を抱える佐伯に寄り添う看護師・谷あゆみ(たに・あゆみ)を演じた。イベントには広瀬さん、横浜流星さんも出席した。

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