ビスケットブラザーズ:”関西の賞レース荒らし”が笑いの殿堂「NGK」で初単独ライブ 出演番組は2.8倍に 東京進出も?

お笑いコンビ「ビスケットブラザーズ」のきんさん(左)と原田泰雅さん
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お笑いコンビ「ビスケットブラザーズ」のきんさん(左)と原田泰雅さん

 関西若手の賞レースを制したお笑いコンビ「ビスケットブラザーズ(ビスブラ)」が、笑いの殿堂「なんばグランド花月(NGK)」(大阪市中央区)で5月20日、初単独ライブを開催する。ビスブラは、2020年に「第9回 ytv漫才新人賞」で優勝し、2021年には「第51回 NHK上方漫才コンテスト」で優勝するなど、関西でめきめきと頭角を現している。上方漫才コンテスト優勝後、半年(2021年9月~2022年2月)で、地上波の番組出演が36本と、1年前の同時期の13本と比べ、約2.8倍に増加。結成11年目、“関西の賞レース荒らし”として全国でもブレーク間近の2人に話を聞いた。

 ◇「絶対にそんな日は来ない」と思っていたNGK単独ライブ

 ビスブラは、ツッコミのきんさん、ボケの原田泰雅さんによるお笑いコンビで、2011年に結成。原田さんが演じるインパクトのあるキャラクターを生かしたコントを中心に活動している。

 NGKでの初単独ライブについて、きんさんは「お笑いを始めた時は、NGKで単独ライブなんて、絶対にそんな日は来ないと思っていました。かなりハードルが高かった記憶があります」といい、原田さんは「NGKで単独ライブができるほど売れるころには、どっちかがシュッとした体形になっていると思っていたけれど、まさか結成当時よりも太っているとは思っていませんでした(笑い)」と笑いを交えて語る。

 結成11年目にして人気が高まってきたが、「急にブレークしたというのではなく、一歩ずつゆっくりとやってきたような気がしていますね」ときんさん。

 原田さんも「2016年に初めて『キングオブコント』で準決勝に進出させていただき、2018年に関西若手の最高峰『ABCお笑いグランプリ』の決勝に行かせていただきました。そこから2020年に『ytv漫才新人賞』、2021年に『NHK上方漫才コンテスト』で優勝。着実にちょっとずつですね」と実感を込めて語る。

 ◇東京進出の可能性「ぼんやりと目の前に」

 最近は地上波のテレビ出演も増えてきた。きんさんは「去年は賞をいただいたばかりだったので、『とりあえず1回呼んでみよか?』という周期だったと思います」と分析。今年に入ってからも、昨年以上にテレビ出演が増えており、原田さんは「『関西で賞を取ったから出演させる』というのを超えて、呼んでいただけることが続いた。お試し枠をたくさんやらせていただいて、『ビスブラ良いね』と言っていただいた番組から、ハイペースで呼んでいただけていることが大きいと思います」と自信をのぞかせる。

 関西だけでなく、東京の番組にも呼ばれる機会も増えた。東京進出への野望を聞くと、きんさんは「大阪の番組にようやく呼んでいただけるようになったばかりで、まだ大阪でやるべきことも多いと思いますね」といいつつ、「人気者になった先輩方を見ていると、確実にどこかのタイミングで分岐点に直面するんです。今までは、東京進出ははるか遠いことだと思っていましたが、ぼんやりと目の前にある気はしますね」と思いをはせる。

 原田さんは「びびって行かないのが、一番良くない気がしますね。大阪中心で発信するのか、それとも腹をくくって東京進出するか、どちらかを選ぶべきだと思います。大阪だと『男性ブランコ』が同期なのですが、東京に行って活躍していますし、東京で同期の『空気階段』は『キングオブコント』で優勝していますから」と前を見据える。

 ◇生の俺らヤバいぞ

 改めて、単独ライブへの意気込みを聞くと、原田さんは「テレビでしか僕らのことを知らない人にも、劇場に来てもらって『生の俺らヤバいぞ』という姿を見せたいです。テレビで見ていて『こいつら何が面白いのか分からへん』っていう方も、結構いらっしゃるんです」と力強く語る。

 きんさんは「僕らは声のでかさや、画面に映っていない時の表情とか、生のコントの方が自信あります。一応、指先まで演技しているつもりです。コントはテレビで見ているだけだと、伝わらない面白さがあるので、ぜひ生で見てもらいたいです」とライブならではの見どころを語った。

 ビスケットブラザーズのNGK初単独ライブ「町のクチビル代理店」は5月20日に開催。午後7時15分開場、午後8時開演。料金は前売りが3000円、当日が3500円。

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