拾われた男：仲野太賀主演で松尾諭の自伝的エッセードラマ化　草なぎ剛、伊藤沙莉共演　NHK・BSプレミアムで6月から

　俳優の仲野太賀さん主演で、松尾諭さんの自伝的エッセーを映像化したドラマ「拾われた男 Lost Man Found」が、NHK・BSプレミアムとBS4Kが6月26日から放送される。草なぎ剛さん、伊藤沙莉さんらが出演する。全10話で、毎週日曜午後10時放送。

ウナギノボリ

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　「拾われた男」は、金なし、美貌もなし、ただ「俳優になりたい」夢だけがあった男が、人に拾われる力を手に俳優道を駆け上がり、かつて“捨てた”兄を救いに憧れの地・アメリカへ飛ぶ……というヒューマン・コメディー。

　東京に行けば何か得るというノリ一つで、関西から幼なじみが住む東京・表参道へ上京した松戸諭（まつど・さとる）。人生充実している幼なじみを横目に、貧乏で俳優への道も全くつかめない彼は、ある日、持ち前の嗅覚で自動販売機の下に落ちていた航空券を拾う。

　航空券の持ち主は芸能事務所の社長で、まさかの“縁”に拾われた諭は、人気女優の運転手をしながら、夜はレンタルビデオショップのアルバイトを始める。それらの人生の出会いの数々が、やがてテレビや映画で“よく見る顔”の俳優・松戸諭を育てていく。

　そして全米公開された映画出演がきっかけで、アメリカから突然の電話がかかってくる。ハリウッドのオファーかと思いきや、それは絶縁していた兄にまつわる知らせだった……というストーリーが展開する。