天才ピアニスト:36年ぶり女性コンビ優勝 ものまねネタの上沼恵美子に感謝も 「第52回NHK上方漫才コンテスト」で

「第52回NHK上方漫才コンテスト」で優勝した「天才ピアニスト」の竹内知咲さん(左)とますみさん
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「第52回NHK上方漫才コンテスト」で優勝した「天才ピアニスト」の竹内知咲さん(左)とますみさん

 「第52回NHK上方漫才コンテスト」が5月20日、NHK総合(関西ローカル)で生放送され、お笑いコンビ「天才ピアニスト」が王者に輝いた。同コンテストで女性コンビが優勝したのは、1986年に「非常階段」が最優秀賞を受賞して以来、36年ぶり。放送後の会見で、ますみさんは「めちゃくちゃうれしいです。このままの勢いで、“女性史上初”というものを取っていきたい」と喜びを爆発させると、竹内知咲さんは「『M-1』でも歴史を塗り替えていきたい」と意気込んだ。

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 ますみさんは上沼恵美子さんのものまねで知られているが、今回はそれを封印して優勝となった。ますみさんは「芸歴2年目ぐらいで、上沼さんのものまねで全国ネットの番組にも出演させていただきましたが、ものまねでずっと売れ続けていけると思わなかったので、ネタを磨き続けていた」と振り返った。竹内さんは「上沼さんのものまねのおかげで、結構なメディアや舞台に出させてもらった。本当にありがたい」と感謝していた。

 「NHK上方漫才コンテスト」は、1971年スタートした、上方芸人の登竜門となる演芸コンテスト。これまで「オール阪神・巨人」「トミーズ」「フットボールアワー」「かまいたち」らが優勝している。

 同コンテストは、関西を拠点に活動する結成10年以内のコンビ、グループが対象で、今回は106組が参加。予選を勝ち抜いた「隣人」「滝音」「オーサカクレオパトラ」「ファンファーレと熱狂」「もも」「天才ピアニスト」「カベポスター」「ハイツ友の会」の8組が本戦に出場した。

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