女王蜂アヴちゃん:関西では「オチがないと話したらあかん」 森山未來「恐ろしい」と同意 「犬王」舞台あいさつ

劇場版アニメ「犬王」関西凱旋舞台あいさつに登場した(左から)森山未來さん、アブちゃん、湯浅政明監督
1 / 5
劇場版アニメ「犬王」関西凱旋舞台あいさつに登場した(左から)森山未來さん、アブちゃん、湯浅政明監督

 ロックバンド「女王蜂」のアヴちゃんと、俳優の森山未來さんが5月29日、大阪市内で行われた劇場版アニメ「犬王」(湯浅政明監督)の舞台あいさつに登場した。2人は神戸市出身で、アヴちゃんは「小さい時からお話すると、『オチないの?』って言われたりして。オチがないと話したらあかんのやと思って、オチを探しにいくよね」と語ると、森山さんも「恐ろしい……」と笑顔でうなずいていた。

ウナギノボリ

 「関西凱旋(がいせん)」と銘打った舞台あいさつ。森山さんは「タワレコ(タワーレコード)の神戸店に、(同作の)ポスターを貼ってもらえることになって、サインさせていただいたら、アブちゃんがでっかく『地元。』って書いていました。うれしかったですね」と語った。
 
 舞台あいさつには湯浅監督も登場した。カレー好きだという湯浅監督は「大阪はスパイスカレーのメッカなので、よく来ていました。1泊して店を回ったり、(カレーイベントの)『カレー事情聴取』とか来ていました」と明かした。

 「犬王」は、古川日出男さんが「平家物語」を現代語訳した「平家物語 犬王の巻」(河出書房新社)が原作。南北朝~室町期に活躍し、世阿弥と人気を二分した能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚の友情が描かれる。

写真を見る全 5 枚

映画 最新記事