成海璃子：「元彼の遺言状」で“月9”初出演　綾瀬はるか＆大泉洋とも初共演で「初めて尽くし」

　女優の成海璃子さんが、綾瀬はるかさん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「元彼の遺言状」（月曜午後9時）にゲスト出演することが5月30日、分かった。成海さんが“月9”ドラマに出演するのは初めて。6月6日放送の第9話と、翌週13日放送の第10話で、篠田敬太郎（大泉洋さん）が容疑をかけられている6年前に起こった「十ヶ浜強盗殺人事件」の重要参考人・滝沢美月（たきざわ・みづき）役で登場する。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　ドラマは、新川帆立さんの小説「元彼の遺言状」「剣持麗子のワンナイト推理」（宝島社）が原作のミステリー。主人公の敏腕弁護士・剣持麗子（綾瀬さん）と、作家志望の謎の男・篠田が数々の不可解な殺人事件を追っていく。

　第9話と第10話の2話にわたって焦点が当たる「十ヶ浜強盗殺人事件」は、6年前、漁村のレストラン「プロメッサ」で開かれたパーティーで、主催者である実業家の小笠原仁美（田山涼成さん）が背中を刺され死亡した事件。凶器の包丁と、中身を抜き取られた小笠原の財布には篠田の指紋が残っていたこと、篠田が小笠原から金を借りていたことや、事件の直前に激しい口論をしていたことなどの目撃証言もあり、姿をくらました篠田に容疑がかかったのが事件のあらましだ。

　成海さんが演じる美月は「プロメッサ」のスタッフ。事件当時は、パーティーの受付係として客の応対をしていたという。出入りする人間を見ていたはずの美月に対し、麗子は当時の篠田の様子を問うが、美月は「すみません、覚えてないんです」と多くを語ろうせず、何かを隠していそうなそぶりを見せる。

　成海さんは、綾瀬さんと大泉さんと初共演となり、「今回、綾瀬はるかさん、大泉洋さんとも初共演で、鈴木（雅之）監督の演出も初めてという、初めて尽くしの作品の現場に参加させていただき、大変うれしく思っています」と明かす。続けて「テンポ感のある作品の中で私が演じる美月がどう関わっていくのか、ぜひお楽しみに。私も放送が今から楽しみです」と語った。