ちむどんどん:房子は“小卒”だった! 視聴者「ずいぶん努力されて今の地位に」 暢子への“愛の鞭”に「人物でかすぎ」の声も

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第36回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第36回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第36回が5月30日に放送された。同回では、ヒロイン・暢子(黒島さん)の勤務先の銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」のオーナー・大城房子(原田美枝子さん)のバックボーンがまた少し明かされ、視聴者から「ずいぶん努力されて今の地位にいらっしゃってるんだ」といった声が上がった。

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 「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子たち4兄妹の笑いと涙の物語。

 第36回では暢子が、房子と西洋文化史専門の大学教授(大塚芳忠さん)とイタリア史について語り合っているところを目撃する。その後、料理長・二ツ橋(高嶋政伸さん)から、房子が「小学校しか出ていらっしゃらないはず」と聞いて驚く。

 暢子は「なんであんなに外国について詳しいんですか?」と不思議がると、二ツ橋は「勉強熱心な方ですから。幅広い見識をお持ちで、多くの学者さんとも交流がある。だから『フォンターナ』は、一流の文化人や芸術家が集うサロンにもなっています」と答える。

 それでも「文化や芸術って料理と関係あるんですか?」とピンとこない暢子。二ツ橋は「“料理人は料理さえできればいい”はダメ……というのがオーナーの持論」と諭すのだった。

 その後、房子に「普段、新聞読まないの?」と聞かれても、「読んだ方がいいですか?」と答えてあきれられる暢子。ホールでの接客でも、店に勤めて2年近くたつのにもかかわらず、イタリア文化の知識がまったくないどころか、店名の意味も答えられずに、客に唖然とされる。その後、房子に叱責され、「東洋新聞でボーヤさん(雑用などをするアルバイト)をしてきなさい。ボーヤさんとしてある程度の評価が得られれば、この店に戻してあげる。嫌なら即クビ!」と指示されるのだった。

 SNSでは房子に対し、「小卒から上り詰めたオーナー。学ぶことの重さをきっと痛いほど知っている」「世間知らずの新人に、タダで社会勉強の機会を与えてやるなんて、オーナー、人物でかすぎ」「暢子を育てようというオーナーの器の大きさが素晴らしいです!」「オーナーの愛の鞭(むち)」といった声が次々と上がっていた。

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