鎌倉殿の13人:“24歳の実力派”堀田真由が大河デビュー 素顔は「負けず嫌い」 瞬発力、対応力の高さも魅力

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で比奈を演じる堀田真由さん (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で比奈を演じる堀田真由さん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演するNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第22回「義時の生きる道」(6月5日放送)から、比企尼(草笛光子さん)の孫の比奈役で女優の堀田真由さんが登場する。10代後半から数々のドラマ、映画に起用され、「わろてんか」(2017年度後期)、「エール」(2020年度前期)と同局の連続テレビ小説(朝ドラ)にも2回出演と、着実にステップアップしてきた24歳の実力派だ。「鎌倉殿の13人」で大河デビューを果たす堀田さんの魅力とは……。

 ◇バレエで培われた凛としたたたずまい、気持ちの強さも

 堀田さんは1998年4月2日生まれ、滋賀県出身の24歳。特技は、6歳から10年間続けたバレエで、女優として必要な想像力や表現力、劇中で時折見せる凛(りん)としたたたずまいは、バレエによって培われたものであることはまず間違いないだろう。

 その素顔は、実は「負けず嫌い」。2015年公開の映画「ソロモンの偽証」(成島出監督)の出演者オーディションの最終選考で落選したことが、女優として上を目指す大きなきっかけとなった。

 堀田さんは「(自分が)この場に来るのが『間違った』と思うぐらい、同年代の方たちのお芝居、人柄が素晴らしかったです。落選してしまって、もっと、このお仕事を頑張りたい!って強く思いました」と当時を振り返っていて、気持ちの強さも大きな魅力なのではないだろうか。

 そんな堀田さんが、最初に大きな注目を集めたのが2017年度後期の朝ドラ「わろてんか」だ。同作で葵わかなさん扮(ふん)するヒロインの妹役に抜てきされると、2018年の「チア☆ダン」(TBS系)や2019年の「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)といった話題の学園ドラマに出演。10代女子特有の気持ちの揺れや複雑な心情を繊細に表現した。さらに、2作目の朝ドラとなった2020年度前期の「エール」では、窪田正孝さん演じる主人公をふってしまう“踊り子の志津”として、その悪女ぶりと共に視聴者に強い印象を残した。

 ◇ノンノモデルとして活躍 声優初挑戦で見せた瞬発力と対応力

 そして堀田さんは、2021年3月放送の「第32回フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』」でドラマ初主演を果たす。“若手脚本家の登竜門”と言われる「第32回フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞作を映像化した同作は、LGBTQやサロガシー(代理母出産)が題材で、堀田さんはゲイの兄のために代理母として出産することを決意する主人公・江島環を熱演。役を通じて「出産」と「母になること」の二つを初めて経験する。

 一方、キャリアを重ねてきて、「これまでは、役を演じるってことが『楽しい』とか、すごく前向きなものが多かったように思うのですが、最近は作品を積み重ねてきて、いろいろな方が知ってくださっている上で、その期待に応えたいという意味での『不安』というものは少し出てきたのかなって感じています」と告白。その上で「テーマや役は作品によって全然異なるのですが、どこかに前作を超えていかなければならない、という気持ちはあって。そこは常にもがきながらやっていくしかないのかなって思っています」と改めて女優業への思いを語っていた。

 現在は、女優業と並行して女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(集英社)の専属モデルとして活躍し、2000年春からは結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)のCMガールを、同誌史上初めてとなる3年連続で務めるなど、活躍の場を広げている堀田さん。non-no編集部によると「現場で会った人がとにかくみんな(堀田さんを)好きになっちゃう」とか。

 今年3月公開の劇場版アニメ「ブルーサーマル」(橘正紀監督)では、“空”に恋して次第にグライダーで飛ぶことに夢中になる主人公・都留たまき役で声優に初挑戦した。アフレコでは、音響監督の「もうちょっと笑顔で」「間を取ってみてください」「うっとりしている感じをもう少し」など細かなオーダーに対して、即座にさまざまな表情を見せるなど瞬発力、対応力の高さも見せた堀田さん。初の大河ドラマで、どのような演技を見せるのか、注目だ。

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