鎌倉殿の13人:福地桃子が北条泰時の妻・初役で初大河 「育ての母である八重さんのおもかげを感じ」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演が決まった福地桃子さん
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演が決まった福地桃子さん

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)に女優の福地桃子さんが出演することが6月8日、明らかになった。福地さんは初の大河ドラマで、北条泰時(坂口健太郎)の妻・初を演じる。

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 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

 初は義時の盟友である三浦義村(山本耕史さん)と出自不明の女性の間に生まれた娘。出生の不確かさに反し、鎌倉幕府の最有力者である北条に嫁ぎ、名宰相として後世に名を残すこととなる北条泰時の妻にして、北条家嫡流の母となる人物だ。義村らが西国遠征する際は八重(新垣結衣さん)のもとに預けられ、金剛(泰時の幼名)とともに育てられる。泰時と幼なじみとして育ち、泰時を支える存在となる。

 福地さんは「この時代を生きた姿、心を想像して何を伝えていくのか大切に、楽しみながら今回参加したいと思っています。初という役を演じている中で、育ての母である八重さんのおもかげをとても感じます。泰時さんを支えていく強さと優しさが共存している初を通して、皆さまに楽しんでいただけますように精いっぱい向き合いたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします」とコメントしている。

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