今田美桜:「悪女(わる)」撮了に涙 「田中、幸せでした!!」

連続ドラマ「悪女(わる)」の撮了に涙を流す今田美桜さん=日本テレビ提供
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連続ドラマ「悪女(わる)」の撮了に涙を流す今田美桜さん=日本テレビ提供

 女優の今田美桜さんがこのほど、6月15日に最終話(第10話)が放送される連続ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系、水曜午後10時)のクランクアップを迎えた。主人公・田中麻理鈴を演じた今田さんは涙を浮かべ「田中、幸せでした!! 本当に皆さんありがとうございました」とコメントした。

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 撮影場所の栃木県庁(宇都宮市)で撮影を終えた今田さんは「最初は、田中麻理鈴を演じ切ることができるのか、正直とても不安がありました。現場がとても明るくてスタッフ、キャストの皆さんに助けていただきましたし、救われました。無事に終えることができてホッとしています。もう田中麻理鈴になれないのかと少し寂しい気持ちもありますけど、また皆さんとお会いできることを信じて頑張りたいと思います」と振り返った。

 今田さんと共にクランクアップしたT・Oさん役の向井理さんは「僕はわりと朝にワンシーン撮ってお疲れさま! ということが多かったので、長い時間撮影することはなかったんですけど、ちょっときょうは体力を使いました。最終回、ぜひ楽しんで見ていただければうれしいです」と話した。

 同日クランクアップを迎えた小野忠役の鈴木伸之さんは「小野忠という役柄を、ここまで愛されるキャラクターにしてもらえたのもスタッフの皆さんのおかげです。寂しい思いもありますけれども全員無事に終われてよかったなと思います」と語った。

 ドラマは、女性向けマンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で1988~97年に連載された深見じゅんさんの「悪女(わる)」が原作。運良く大手IT企業に入社したものの窓際部署に配属された麻理鈴が、クセ者社員らの抱える問題にぶつかりながら、出世の階段を駆け上がる姿を描く。1992年に女優の石田ひかりさん主演で実写化され、今作は30年ぶりの再ドラマ化となった。

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