池田朱那：20歳“令和の野球女子”　「夏の甲子園」内ショートドラマ主演　高校球児役でロングヘア30センチ“バッサリ”

　ゲームアプリ「八月のシンデレラナイン」（アカツキ）のCM「全力少女」シリーズで「令和の野球女子」として注目を集めた女優の池田朱那（あかな）さんが、ABCの“高校野球ショートドラマ”「ふたりの背番号4」で主演を務めることが7月11日、明らかになった。本作はABCで生中継される「第104回全国高校野球選手権大会」内で、試合のインターバルに放送されるショートドラマで、池田さんは高校球児の女子生徒・川瀬遥香を演じる。

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　「ふたりの背番号4」は、日々全国で生まれる球児たちの青春物語を連続ドラマ化する高校野球ショートドラマ”の3作目。コロナ禍で夏の高校野球が中止となった2020年、実在の栃木県立鹿沼高校で繰り広げられた、県下唯一の女子選手・木村百伽（きむら・ももか）さんの実話に基づいた、オリジナルストーリーが展開する。

　主演の池田さんは2001年10月31日生まれ、群馬県出身の20歳。女優として、NHK大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺（ばなし）～」（2019年）、「青天を衝（つ）け」（2021年）、連続ドラマ「ここは今から倫理です。」（同、2021年）、「八月は夜のバッティングセンターで。」（テレビ東京、同）などに出演してきた。

　演じる川瀬遥香は、とにかく野球が大好きな女子高生で、女子は公式試合に出られないと分かっていながら、硬式野球部に選手として入部し、3年間部活をやり抜いた熱意と根性の持ち主。実際に小学1年生から7年間、地元の野球チームに所属した経験を持つ池田さんが、中学生以来伸ばしていたロングヘアを約30センチカットし、高校球児に扮（ふん）する。

　池田さんは「私にとって初めてのドラマ主演だったので決まったときは本当にうれしかったです。主人公のモデルとなった木村選手の高校3年間を、責任をもって大切に大切に演じようと思いました。川瀬遥香は野球が大好きな高校野球児です。高校野球では女の子はどんなに頑張っても公式戦には出られません。その事に挫折しながらも野球が好きだという一心で頑張り続ける遥香を見守って欲しいです」と話す。

　「このドラマを通して、大きな壁を乗り越えようとしている方々への活力になればいいなと思っています」と思いを明かし、「高校野球児の皆さんには最後まで悔いなく、存分に野球を楽しんで欲しいですし、私は今年も予選から高校野球を応援しています！」と語った。

　ドラマには、遥香と同じポジションの同級生・園田晴道役で藤枝喜輝さん、遥香の幼なじみの茂木麻友役で紺野彩夏さんが出演。遥香の父親・川瀬正雄役で元プロ野球選手の古田敦也さん、鹿沼高校野球部の顧問・熊田真一役で橋本じゅんさんも登場する。

　「高校野球ショートドラマ『ふたりの背番号4』」は、8月6日からABCの「全国高校野球選手権大会」中継内で連日放送（関西ローカル）。地上波放送後、「TVer」「GyaO！」で見逃し配信される。