ちむどんどん:優子の壮絶過去に「こんなにたくさん家族がいたなんて」 “運命の再会”に視聴者涙

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第73回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第73回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(NHK総合、月~土曜午前8時ほか)第73回が7月20日に放送され、ヒロイン一家の母・比嘉優子(仲間由紀恵さん)が重い口を開き、暢子(黒島さん)たち4兄妹に秘めてきた自らの過去を話した。それは壮絶な戦争体験で、視聴者からも反響の声が次々と上がった。

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 同回では、優子が、昭和18年ごろに撮った「たった一枚だけ残っている」自身の家族と、亡き夫・賢三(大森南朋さん)の写真を4兄妹に見せて、賢三とのなれ初めなどを明かした。

 優子は那覇の食堂の娘で、客として民謡歌手を目指していた賢三が所属する一座が出入りしていた。一座の下っ端だった賢三は、本土に出稼ぎに。そこで叔母の房子(原田美枝子さん)や、三郎(片岡鶴太郎さん)と出会う。しかし、間もなく戦争で中国に出征した。

 一方の優子は、空襲で実家が焼けて祖父と祖母が亡くなった。米軍から逃げるなかで両親や姉と生き別れた。そして幼い弟と2人だけになったときに、米軍に捕まり捕虜収容所に入れられた。そして、収容所を転々とさせられるなかで弟も亡くなり、天涯孤独になった。

 終戦後、無事帰還し、房子の店を手伝い始めた賢三。しばらくして、家族を捜しに沖縄に帰ったときに、収容所で優子を見つけ、2人は再会を果たした。優子が「運命の再会だと思った」と話したところで、同回は終了した。

 SNSでは「いきなり重いんじゃあ! 重いんじゃ……(ノブさん風)」「優子さんのご両親とお姉さんは、生き別れになったままということなのかな」「優子さんの弟さん、収容所で亡くなったのか……」「収容所で弟くんが……壮絶やな……」「最初の食堂の写真見て涙が出る。優子さんにこんなにたくさん家族がいたなんて」「運命の再会。涙があふれます」といったコメントが並んでいた。

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