テッパチ!:“八女教官”北村一輝から第一班のみんなへ 贈る言葉に視聴者「涙腺崩壊」(ネタバレあり)

連続ドラマ「テッパチ!」第6話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「テッパチ!」第6話のワンシーン(C)フジテレビ

 俳優の町田啓太さん主演の連続ドラマ「テッパチ!」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第6話が8月10日に放送された。同話をもって、自衛官候補生の期間を描く第1部が完結。教官の八女純一(北村一輝さん)から、第一班のメンバーに一人ずつ言葉が贈られ、視聴者から「八女教官のはなむけの言葉が泣けてしまう」「胸にしみる」「涙腺崩壊」と感動の声が相次いだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは陸上自衛隊を舞台に、青年たちの成長と熱い思いを描くオリジナル作。挫折を経験し、“やけっパチ”な人生を送る国生宙(町田さん)が、生半可な気持ちで入隊した陸上自衛隊で、身を守る鉄帽“テッパチ”をかぶるにふさわしい一人前の自衛官を目指す。2部構成で、第1部では候補生としての姿、第2部では本隊に配属され、現場での任務に当たる姿を描く。

 第6話では、実際の戦場を想定した戦闘訓練と徒歩行進訓練を柱にした、2日間の総合訓練が行われた。自衛官候補生としての集大成となる訓練で、宙たち第一班は困難にぶつかりながらも手を取り合い、8人全員で完遂。誰一人欠けることなく、卒業の日を迎えられることになった。

 修了式を終えた後、八女教官は第一班のメンバーにエールを送った。自衛官の父と兄を持つ西健太(藤岡真威人さん)に対し、「お前ならきっと、親に負けないくらいのいいレンジャーになれる。いいか。自分の道は自分で切り開け。お前の人生だ」、小説家志望だった小倉靖男(池田永吉さん)には「しゃべり方が見違えるように変わったな。今のお前は十分かっこいい。その姿、早く親に見せてやれ」と激励した。

 お笑い芸人を目指していた渡辺淳史(坂口涼太郎さん)に「その明るさ、いつまでも忘れないように。人に言えないつらいこともいっぱいあったろう。心配するな。人生はまだまだだ。胸張って生きていけよ」、DVの父親を殺そうとしたつらい過去を持つ武藤一哉(一ノ瀬颯さん)に「過去の出来事からよく一歩踏み出した。よく頑張ったな。忘れるな。お前には家族がいる。最高の家族がな。頑張れよ」とねぎらった。

 自己肯定感が低い丸山栄一(時任勇気さん)には「お前は頑張って自分に勝つことができた。次はその自分自身を思いっきり褒めてやれ。お前という人間は、お前が思ってる何倍も強いぞ。お前ならもう大丈夫だ」と伝え、コンプレックスを抱え、荒れていた荒井竜次(佐藤寛太さん)には「お前は昔の俺にそっくりだ。一言多いところも似ている。次は負ける強さを覚えてみろ。人として一回りも二回りも大きくなる。期待してるぞ」と助言した。

 音楽隊を志し、優等生であるが故の悩みを抱いていた馬場良成(佐野勇斗さん)には「お前のことはこれからもずっと心配しているだろう。だから一日も早く、音楽隊に入ってくれ。お前の優しさ、思いやり、これはお前の武器になる。しかし時として、あだとなることを忘れるな。今は自分を優先しろ。いいな?」と伝えた。

 そして、宙には「どうだ? やっぱり自衛隊はお前にぴったりな仕事だったろう? みんないい顔してる。お前のおかげだ。お前はどこに出しても恥ずかしくない。俺の自慢の教え子だ。これからもお前らしく突っ走っていけよ」と感謝の気持ちを伝えた。宙も思いを込めて「八女中隊長! ありがとうございました!」と敬礼で返し……と展開した。

 SNSでは「みんな、いい面構えや……いい男になったな!」「一番こういう時に泣かなそうな宙くんと荒井くんが八女教官からの言葉聞いて泣いてるのズルすぎるだろ」「八女教官からの言葉の時のメンバーの涙が演技に見えなかった」などと、八女教官の言葉を聞く8人のリアルな姿も注目された。

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