ちむどんどん:「二ツ橋さんの言う通り」 暢子への愛ある厳しい“指摘”に視聴者「よく言った」

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第91回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第91回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第91回が8月15日に放送され、暢子(黒島さん)と料理長・二ツ橋(高嶋政伸さん)のやり取りに、視聴者から「二ツ橋さんの言う通り」「二ツ橋さん、ド正論。よく言った」といった声が次々と上がった。

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 暢子と和彦(宮沢氷魚さん)は、暢子の勤務先のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で結婚披露宴を開く。暢子は「沖縄料理の店を開く」といきなり宣言して……というのがこれまでの展開。

 第91回では、暢子の驚きの“独立宣言”後の、周囲の人たちの反応が描かれた。和彦をはじめ、オーナーの房子(原田美枝子さん)も、義母の重子(鈴木保奈美さん)も、どうやら応援してくれる様子で……と展開した。

 しかし、二ツ橋だけは、暢子を呼び出して、「今までフォンターナで何を学んできたんですか? もっともっとこの店で、オーナーのもとで、イタリア料理を極めたいと思わないんですか? 故郷の料理を大事に思う気持ちは分かる。でも、ここまでイタリアンの修業を積んで……もったいないじゃないですか」と苦言を呈した。

 二ツ橋は自身や、暢子の先輩料理人・矢作(井之脇海さん)が独立を試みたものの失敗した例も挙げ、「夢や理想だけで飲食店はやっていけない。オープン当初は知り合いも集まり、にぎわったとしても、半年先、1年先、その人気が続く保証は全くない」とも指摘した。

 話を聞いた暢子は、「簡単でないことは分かっています。フォンターナで働いてきたことに誇りも持っています。このお店でウチが学んできたことは無駄にはならないし、絶対に無駄にはしません!」と言い切った。

 暢子の固い決意を知った二ツ橋は、「オーナーの気持ちも考えてください。オーナーは今まで、独立したいと言った従業員を留めたことはありません。ただ、相手が暢子さんとなると……本心は……」といい、「一つだけ、約束してください。独立しても週に一度は時間を作って、この店に顔を出し、オーナーにお店の状況を報告すること!」と求めた。暢子は「はい! うれしいです。独立しても、ウチはフォンターナの一員でいたいと思っていますから。ありがとうございます!」と頭を下げた。この話は房子も、物陰からそっと聞いており、複雑な表情を見せていた。

 SNSでは「二ツ橋さんが知りたいこと聞いてくれた」「大人たちの正論」「シェフの言う通りだな」「二ツ橋さんナイス質問」「自分の失敗を暢子に繰り返させたくない思いやりや、経営の厳しさを諭したり、房子さんへの配慮もあふれ、それでも暢子を応援してやりたいという気持ちがあって、じーんときました」といった声が次々と上がっていた。

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