俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)に畠山重忠役で出演してきた中川大志さん。「江 姫たちの戦国」(2011年)、「平清盛」(2012年)、「真田丸」(2016年)に続く、4作目の大河ドラマで、知勇兼備で武士の鑑(かがみ)といわれる武蔵の武者を演じきった今、何を思うのか。中川さんに心境を語ってもらった。
ドラマには第1回「大いなる小競り合い」(1月9日放送)から登場し、錚々(そうそう)たる先輩俳優陣に囲まれながらも、どこか余裕さえ感じさせる演技と存在感で視聴者を魅了してきた中川さんだったが、演じる重忠が第36回「武士の鑑」(9月18日放送)で“最期”を迎え、中川さん自身も惜しまれつつ、ドラマから退場することに。
「4度目の大河ドラマの現場になったのですが、今までで一番長く、作品に携わらせていただいて。その分、畠山重忠として過ごさせていただいた時間は1年とちょっと。今は胸がいっぱいといいますか、本当に終わってしまったんだな、という寂しさもあります」
主人公・北条義時(小栗さん)とは同年代で、互いの力量を認め合う仲。加えて見栄えも良く、謹厳実直な人柄から、多くの視聴者の支持を集めた今作の畠山重忠。
「出演の話をいただいて、畠山重忠という名前を初めて聞いたとき、自分が知っていることが多くない人物だったので、このキャクターをどこまで務めることができるのか、すごく未知な部分ではありました。でも、知れば知るほど畠山重忠という人物にすごく引き込まれていきましたし、後世に語り継がれている意味を理解していく中、しっかりと最後まで畠山重忠を体現しないといけないという思いで、何とか演じきることができました」
中川さんが出演してきた大河ドラマ4作品のうち、最も長い時間を費やした畠山重忠役。今、改めて演じきって感じることとは……。
「初めて大河ドラマのスタジオに入らせてもらったのが小学6年生のころ。周りを見ても、ベテランの先輩方しかいなくて、ものすごい緊張感、すごく特別な空気感がありましたし、今の自分の体に染みついて残っているものもあります。あれから何年たっても、あそこに立つのって、結構勇気がいるというか、すごく怖い。その中でも、やっぱり負けずに、のみ込まれずに戦い抜くっていうのが今回、一つ自分の中の目標、テーマだったりしたので、そういったとき、畠山重忠という男は、自分をすごく奮い立たせてくれたのかなって思っています」
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