あのクズを殴ってやりたいんだ
第6話 走り出したクズと恋
11月12日(火)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第37回「オンベレブンビンバ」が9月25日に放送された。同回では、誰も死なず、退場者は“ゼロ”だったが、次回第38回「時を継ぐ者」(10月2日放送)の予告に対しては、視聴者から「つらい」「んんん…しんどい…」といった声が上がっている。
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第37回では、政子(小池栄子さん)、大江広元(栗原英雄さん)らと新体制を始動させた義時(小栗さん)は、泰時(坂口健太郎さん)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政(坂東彌十郎さん)と向き合う。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりく(宮沢りえさん)は、娘婿・平賀朝雅(山中崇さん)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史さん)を誘い、反撃ののろしを上げる。
りくの「新鎌倉殿、擁立計画」は着々と進み、いよいよ決行当日。時政はりくに「夜までに一つやっておきたいことがある」と告げ、館を出る。義村の密告により企みを知る義時と政子の前に、やたらと陽気な時政が酒と肴(さかな)を持って突然、現れると、実衣(宮澤エマさん)や時房(瀬戸康史さん)も呼ばれ、いぶかしがりながらも家族の酒宴が始まる。そこで、時政が妙な呪文を唱える。「オンベレブンビンバ」と――。
昔、大姫(南沙良さん)が教えてくれた、いいことがあるまじないだという時政。それが間違っていることは政子たちにも分かるが、16年も前のことなので正解もなかなか出て来ない。離れて仏頂面で飲んでいた義時も加わり、全員で思い出そうと盛り上がるが……。
同回のラストは、時政が源実朝(柿澤勇人さん)に鎌倉殿の座を朝雅に譲るように迫るところで終了。また、義時はこの動きを「謀反」とし、父・時政を「討ち取る」とも宣言。第38回予告には、回想シーンに「父と義母との別れ」といった文字が浮かび上がり、SNSでは「今日は誰も死ななかった。だけど切なすぎるよ……」「マジ? ここで終わるの? 来週まで待てない」「来週、もっと切なくなりそう」「予告で泣いた」といった感想が次々と書き込まれた。
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