「週刊少年サンデー」（小学館）で連載された星野真さんのファンタジーマンガが原作のテレビアニメ「ノケモノたちの夜」に声優として、今柳りささん、諏訪部順一さん、置鮎龍太郎さん、熊谷健太郎さん、小林ゆうさん、森永千才さん、小田果林さんが出演することが分かった。ヒロインのウィステリア、大悪魔のマルバスらメインキャラクターが描かれたビジュアルも公開された。

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　伯爵ブラックベル家のお嬢様であるダイアナを演じる今柳さんは、キャラクターについて「貴族でりんとしているけどとても気さくで、年相応にウィステリアと絡むところも可愛いです！　そんな彼女がなぜ戦うのか、彼女の覚悟と誇り、そしてどのような経緯でナベリウスと契約をしたのか、二人の絆と関係性にも注目していただけたらうれしいです」と話している。

　マルバスと同じ大悪魔のナベリウスを演じる諏訪部さんは「ダイアナとのコンビで、しっかりと作品に爪痕を残せるよう努めております。どうぞよろしくお願いいたします！　とっても可愛いワンワン（笑い）です」と話している。

　悪魔討伐部隊・剣十字騎士団の団長役の置鮎さんは、作品について「盲目のヒロインと悪魔とのバディーモノですか♪　なるほど♪　悪魔がたくさん出てきそうですね。にぎやかになりそうです」とコメント。日本人の侍・タケナミを演じる熊谷さんは「タケナミは武士然とした雰囲気を持ちつつちゃめっ気もあり、スノウに振り回されながらもすごくいい関係を築けている格好いい上司だと思います！　そんな大人なタケナミさんにちょっぴり背伸びしながら真っすぐ向き合っていきたいと思います」と意気込みを語っている。

　大悪魔のアスタロト役の小林さんは「アスタロトさんは、お話の仕方は粗暴でいらっしゃいまして、それがとてもすてきで、アスタロトさんを彩る大きな魅力の一つだと思います。その半面、時折垣間見せる違った表情にもひかれます。強く格好よくて大好きです。演じることができて、大変うれしく思います。精いっぱい演じさせていただきますので、よろしくお願いいたします」と話している。

　少女のハリエット役の小田さんは「ハリエットは、スリをしながら街中でノケモノにされながらも、必死に生きてきた女の子です。そして、そんな環境の中で出会った最高の相棒がモリーです。ハリエットとモリーのすてきな絆を感じていただけるとうれしいです！」と話し、最下級悪魔のモリーを演じる森永さんは「モリーはとにかく可愛くて、ハリエットが大好きな子です！　早く二人のお話を見てほしいー！　動いてるモリーが見たいー！　放送を、お楽しみにです！！！」とメッセージを送った。

　「ノケモノたちの夜」は、2019～21年に「週刊少年サンデー」で連載されたマンガ。19世紀末の大英帝国を舞台に、不幸な生い立ちの少女・ウィステリアと、悪魔のマルバスが居場所を求めて旅をする姿を描く。

　アニメは、「阿波連さんははかれない」などの山本靖貴さんが監督を務め、葦プロダクションが制作する。2023年1月から放送される。

　◇キャスト（敬称略）

　ウィステリア：竹達彩奈▽マルバス：小西克幸▽スノウ：逢坂良太▽ダイアナ：今柳りさ▽ナベリウス：諏訪部順一▽団長：置鮎龍太郎▽タケナミ：熊谷健太郎▽アスタロト：小林ゆう▽モリー：森永千才▽ハリエット：小田果林