5分後に意外な結末:最終話 太宰治原作のショートドラマ登場 “修治”古川雄輝、“同級生”笠松将と再会

オムニバスショートドラマ「5分後に意外な結末」最終話の一場面(C)桃戸ハル・講談社/読売テレビ
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オムニバスショートドラマ「5分後に意外な結末」最終話の一場面(C)桃戸ハル・講談社/読売テレビ

 お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さんと女優の莉子さんが案内役のオムニバスショートドラマ「5分後に意外な結末」最終話(読売テレビ・日本テレビ系)が10月13日深夜0時29分から放送される。

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 スマホが壊れて落ち込む国語教師の結島末吉(飯尾さん)は、五分市りさ(莉子さん)が学校から支給されているタブレットで、“ドラマ「5分後に意外な結末」”が見られるのでは? と提案する。二人は、学園ラブストーリーと太宰治原作のショートドラマを見ることになり……。

 ショートドラマ「失敗したキューピッド」は……恋愛小説にハマっている高校2年の町田詩織(秋田汐梨さん)は、「恋愛短編集・ハルとアキ」を特に気に入っている。ホームルーム中、こっそり映画を見ていた級友の結城春馬(秋谷郁甫さん)と目が合った瞬間、詩織は自分が春馬を好きなことに気づく。

 その後、春馬もオムニバス作品が好きだと知った詩織は、告白することを決心する。告白のメッセージを「恋愛短編集・ハルとアキ」に書いて、その本を春馬に貸す。「よかったら、感想とか聞かせてもらえたら」と伝えた詩織だが、2週間たっても、春馬からは本も感想も返ってこず……。

 ショートドラマ「親友交歓」は……昭和21年。作家の修治(古川雄輝さん)が家族を連れて東京から故郷に転居して数日後。執筆していた修治の元に、小学校の同級生の平田(笠松将さん)がやって来て「二十年ぶりか?」と言いながらずかずかと家に上がり込む。そんな平田を見て、「威張ることしか能がない」という言葉がよく似合う男だったことを思い出す修治。妻美知子(阿部純子さん)は、“何、あの人……”と修治をちらっと見る。

 「お前に引っかかれた傷だ」と手の傷を見せた平田は、「お前は二十年来の親友に酒も出さないのか」と言う。修治が高価なウイスキーを出すと、平田はグビグビと飲み干し、「お前、東京に出ていたのが自慢なんだろ?」と言ってきて……!?

 「5分後……」の原作は桃戸ハルさん編著の大人気短編小説集「5分後に意外な結末 ベスト・セレクション」シリーズ(講談社文庫)、国内外の短編集「5分後に意外な結末」シリーズ(学研プラス)。

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