沢村一樹：21年ぶり「世にも奇妙な物語」出演　親子のストーリーに「若いときとは違う芝居ができるな」

　俳優の沢村一樹さんが、11月12日午後9時から放送される人気オムニバスドラマの新作「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」（フジテレビ系）に出演することが10月21日、明らかになった。「世にも奇妙な物語」シリーズへの出演は21年ぶり。放送される四つのエピソードのうち「わが様」で主演を務める。

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　「わが様」では、家庭を顧みず、仕事が最優先のデザイン会社の社長・友枝秋斗（沢村さん）が主人公。実家にある大きな蔵で“わが様”という少年（佐藤遙灯くん）と出会い、幼少期に母親が話していた、「わが様の欲しいものをあげることができれば、願いをかなえてもらえる」という言葉を思い出す。秋斗は少年が好きそうなものを次々と差し出すのだが……と展開する。

　沢村さんは「作品のテイストとして、怖いというよりは奇妙な感じがすごく強くあったので、ぜひやってみたいと思いました。また、今作は親子の話になるので、若いときとは違う芝居ができるなと思いました」とコメント。

　「僕が演じさせていただいていた時の『世にも奇妙な物語』は怖いものが多かったのですが、最近はハートに刺さる感情に訴えかける作品が多いので、家族で見て有りか無しか議論しながら、みんなで楽しんでいただければ」と話し、「それぞれの立場で、それぞれの人たちが答えを見つける作品になっています。ぜひ、自分に当てはめて見ていただけるとうれしいです！」とアピールした。