福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、初の朝ドラ出演を果たした女優の山崎紘菜さん。出演が決まった時の思いや、パイロットへの尊敬の念を語った。
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倫子は帰国子女でおしゃれやメークが大好き。商社で働いていたが、男性が優先される職場で悔しい思いを重ね、パイロットになることを決意する。舞(福原さん)とは航空学校の寮で同室になるという役どころだ。
朝ドラ出演は「ずっとひそかな目標として抱いていました。なのでオファーをいただいたときは、夢がかないとてもうれしかったです」と振り返る。倫子と舞が一緒に過ごす航空学校での生活は2年間だが「いろんなものがぎゅっと詰まった濃密な2年間だと思います。人生というのは、いろんな人との出会いの連続で、自分が誰かの人生に関わったり、逆に誰かが自分の人生の中に飛び込んできたりすることは、奇跡の連続であり、とても尊いことなんだということを、この作品に参加してあらためて気づかされました」と語る。
航空学校では、舞、倫子、柏木(目黒蓮さん)、中澤(濱正悟さん)、吉田(醍醐虎汰朗さん)、水島(佐野弘樹さん)の6人でチームを組むことになる。撮影現場の雰囲気について山崎さんは「初日からすぐに打ち解けて仲良くなりました。それぞれ個性が違うので、この6人が集まってお芝居していると、いろんな化学反応が起きて楽しいです。みんなとても頼もしいし、このメンバーでよかったと思います」と笑顔を見せる。
撮影前には、航空学校の学生が実習を行う飛行機に乗り「初めてコックピットの窓から見た空が忘れられません。みんな、あの景色が見たくてパイロットを目指すのだろうなと思いました。とてつもなく高度な知識や技術が必要な職業であることは重々わかったうえで現場に入ったつもりでしたが、想像を絶するぐらいにみなさん努力をして、大変な思いをしてパイロットになられているのだと知り、今まで以上にパイロットという職業に対して尊敬の念を強く抱きました」と大きな刺激を受けた。
視聴者に対しては「空を飛ぶというのは、絶対に一人ではできません。パイロットを支えてくれるたくさんの方がいて、いろいろな人が関わり合って初めて空を飛ぶことができる。倫子はそれに気づいたことで、大きく成長します。さまざまな経験を重ねるごとに、成長していく彼女を見ていただければうれしいと思います。また、このドラマで倫子や舞ちゃんの奮闘を見て、パイロットを志す女性が増えてくれたら、こんなにうれしいことはありません」とアピールした。
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