フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
12月18日に最終回を迎える小栗旬さん主演の2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)。ここに至るまでの道のりでは、数多くの死が、過酷な運命とともに悲劇的に描かれてきた。討ち死にから暗殺、粛清の犠牲者まで、“非業の死”を遂げた男たち。ここでは中川大志さん演じる畠山重忠の“最期”を振り返ってみたいと思う。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
重忠の最期が描かれたのは、9月18日放送の第36回「武士の鑑(かがみ)」。同回では、主人公・北条義時(小栗さん)を大将とした鎌倉側の大軍と、武蔵国を所領とする重忠が率いる畠山の兵たちが激突。いわゆる「二俣川の戦い」で、戦に突入する直前、重忠と和田義盛(横田栄司さん)が二人で言葉を交わすシーンも、視聴者の注目を集めた。
重忠を説得するため、敵陣へとやってきた義盛は、「お前もさ、いい年なんだから、やけになってどうする」と思いとどまるよう言葉をかけるが、すでに覚悟を決めた重忠は、「今の鎌倉は北条のやりたい放題。武蔵を我が物とし、息子には身に覚えのない罪を着せ、だまし討ちにした。私も小四郎殿の言葉を信じて、このざまだ」と自嘲気味に話すと、立ち上がって前へと進み、感情を抑えきれなかったかのように「戦など誰がしたいと思うか!」と叫ぶ。
続けて「ここで退けば、畠山は北条に屈した臆病者として、そしりを受けます。最後の一人になるまで戦い抜き、歴史に刻むことにしました」と揺るがない決心を口にする。
義盛は「もうちょっと生きようぜ。楽しいこともあるぞ」と最後の訴えに出るが、重忠は「もはや今の鎌倉で生きるつもりはない」と聞き入れず、「命を惜しんで泥水をすすっては末代までの恥」との言葉に義盛も、説き伏せることをあきらめ「その心意気あっぱれ。あとは正々堂々、戦で決着をつけよう」と受け入れるしかなかった。
戦の終盤には、重忠と義時の一騎打ちが実現し、最後は異例とも言える素手での“殴り合い”が展開した。
死力を尽くした重忠と義時の一騎打ちは最後、重忠が圧倒的優位に立つも、振り下ろした短刀は義時の顔ではなく、地面へと突き刺さり、終了。その後、重忠は討ち取られたものの、SNSでは「畠山重忠殿、お見事」「ご立派な姿勢です」「すごいものを見た」「こんな大河ドラマは史上初では」「とんでもなく神回!」といった声も次々と上がっていた。
妻夫木聡さん主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)第9話が12月7日に放送される。
夏帆さんと竹内涼真さんダブル主演のTBS系火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(火曜午後10時)の第9話が、12月2日に放送された。濱尾ノリタカさん演じる事業戦略部の柳沢と…
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回が12月5日に放送され、本編後に公開された第11週「ガンバレ、オジョウサマ。…
俳優の岡田将生さんが、連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系、火曜午後9時)のクランクアップを迎えたことが分かった。
「NHKスペシャル」の名物シリーズのレギュラー放送「未解決事件」(総合、土曜午後10時)。12月6日は「File.08 日本赤軍 vs 日本警察 知られざる攻防 後編」を放送する…