1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（12月10～16日）は、人気マンガ「シティーハンター」が鈴木亮平さん主演で実写ドラマ化される話題などが注目された。前後編で取り上げる。

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　12月14日、女優の豊嶋花さん（15）が、12月27日放送のドラマ「瑠璃（るり）も玻璃（はり）も照らせば光る」（フジテレビ系）でテレビドラマ初主演を務めることが明らかになった。放送中の人気ドラマ「silent」（同局系）の生方美久さんを輩出した「フジテレビヤングシナリオ大賞」で大賞（第34回）に輝いた市東さやかさんの脚本で、ヤングケアラーの女子高生の葛藤を描くヒューマンドラマだ。

　14日、人気グループ「SixTONES（ストーンズ）」の京本大我さんが、2023年1月14日スタートの連続ドラマ「ハマる男に蹴りたい女」（テレビ朝日系、土曜午後11時）に出演することが明らかになった。「Kis-My-Ft2（キスマイフットツー）」の藤ヶ谷太輔さんが主演のラブコメディーで、京本さんは藤ヶ谷さんの恋のライバル役を演じる。2人が共演するのは、2013年放送の連続ドラマ「仮面ティーチャー」（日本テレビ）以来、約10年ぶりとなる。

　14日、1980～90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」が日本で実写ドラマ化され、2024年にNetflixで配信されることが明らかになった。同作は、これまで香港、韓国、仏で実写化されているが、日本で実写化されるのは初めて。俳優の鈴木亮平さんが、主人公・冴羽リョウを演じる。映画「キサラギ」「累-かさね-」などの佐藤祐市さんが監督を務め、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」などの大友良英さんが音楽を担当する。鈴木さんが冴羽リョウに扮（ふん）したビジュアルも公開された。

　12月22日に最終回を迎える川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」（フジテレビ系、木曜午後10時）の特番を、21日午後7時から動画配信サービス「TVer」で配信することが分かった。「最終回直前『silent』night　ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信」と題し、川口さん、鈴鹿央士さん、板垣李光人さんが出演。メインキャスト3人が撮影秘話を明かし、最終回の見どころを語る。初公開シーンを含むロングバージョンの最終回予告も初公開される。

　俳優の飯島寛騎さんがこのほど、名古屋市内で行われたドラマ「最終列車で始まる恋」（メ～テレ、東海ローカル、2023年1月15日から放送）の会見に、久間田琳加さんと共に出席。同作は、2012年から10年続いた同局の1話完結のオムニバスドラマシリーズ「名古屋行き最終列車」の撮影ノウハウを生かし、若者をターゲットにした新企画。2人は初共演で、久間田さんは飯島さんの印象を「しっかりされていて、座長感がある」と言い、隣で聞いていた飯島さんはうれしそうに頬を緩めた。

　15日、俳優の織田裕二さんが、NHKのBSプレミアム・BS4Kで放送されるドラマ「ガラパゴス」で主演を務めることが分かった。2023年2月6日に前編、2月13日に後編が、いずれも午後9時から放送される。織田さんが演じるのは、刑事の田川信一。鑑識課の木幡祐香（桜庭ななみさん）の依頼で身元不明の死者リストを調べると、田川は、リスト「903」の男が一酸化炭素中毒自殺に見せかけて殺害されたことを見抜く。

　15日、俳優の生田斗真さん、女優の多部未華子さんが出演するドラマ「幸運なひと」が、NHKのBSプレミアム・BS4Kで2023年春に放送されることが分かった。お互いを傷つけないよう気を使っていた夫婦が、夫のがんが判明したことをきっかけに、関係を再構築する姿を描く。生田さんが夫の松本拓哉、多部さんが咲良をそれぞれ演じる。

　15日、女優の池田エライザさんが福岡県で行われた主演ドラマ「タツノコプロ創立60周年記念 WOWOWオリジナルドラマ DORONJO／ドロンジョ」の舞台あいさつ付き特別試写会に出席。貧しく過酷な環境下で育ち、アマチュアボクシングの日本代表を目指す主人公・泥川七音（どろかわ・なお）を演じた池田さん。アクションシーンの撮影を振り返り、「筋肉痛が治る前に次の撮影が来るので大変でした」と告白。「肩回りがムキムキになっちゃって、後ろ姿に若干ゴリラを感じるくらい（笑い）。“メスゴリラみ”が出てしまって、（歌手として）ツアー中だったんですけど、ドレスが似合わなかった（笑い）」と思わぬ苦労を明かした。