Get Ready!:初回から日曜劇場らしい”胸熱”展開 池松壮亮が“名物”土下座 銀行、町工場ら”お家芸”連発(ネタバレあり)

連続ドラマ「Get Ready!」の第1話の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「Get Ready!」の第1話の一場面(C)TBS

 妻夫木聡さん主演の連続ドラマ「Get Ready!」(TBS系、日曜午後9時)の第1話が1月8日に放送され、ゲスト出演の池松壮亮さんの演技が注目された。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは「全裸監督」シリーズ(Netflix)などで知られる山田能龍さんが脚本、「金田一少年の事件簿」シリーズ(日本テレビ)や「TRICK」シリーズ(テレビ朝日)などの堤幸彦監督がメガホンをとるオリジナル作。正体不明の闇医者チームの姿を通して、生きる意味を問いただす“ダーク医療エンターテインメント”だ。

 闇医者チームの天才執刀医の波佐間永介(通称エース)を妻夫木さん、神出鬼没の交渉人、下山田譲(通称ジョーカー)を藤原竜也さん、すご腕オペナースである依田沙姫(通称クイーン)を松下奈緒さん、最強ハッカーの白瀬剛人(通称スペード)を日向亘さんがそれぞれ演じている。

 第1話では、資産運用会社「渋谷キャピタルパートナーズ」のCEOの渋谷が「特発性間質性肺炎」で倒れた。渋谷は大病院「千代田医科大学附属病院」に運ばれるが、院長の剣持道三(鹿賀丈史さん)から「手遅れだ」と余命宣告を受ける。

 突然の余命宣告に絶望する渋谷。そんな彼の前に、ジョーカーが現れ、資産の8割に当たる800億円の支払いを条件に、手術を請け負うと告げる。渋谷は渋々ながらもジョーカーの提示を受け入れ、交渉はまとまりかけるが、執刀医であるエースが拒否する。

 エースは、渋谷がハゲタカファンドとして数々の中小企業やその家族を破滅に追い込んでいたことを知り、渋谷を生かすことを拒む。闇医者チームからも手術を拒まれた渋谷は、残り少ない命で、少しでも善行を積もうと、かつて中小企業のために、銀行で土下座するなど奔走していたことを思い出し……と展開した。

 回想シーンで、渋谷が土下座する姿が映し出されると、SNSでは「日曜劇場名物、土下座」「初回から日曜劇場のお家芸の銀行と土下座を出してきた」「日曜劇場の伝統土下座もうきちゃった」といった声が続出。さらに、町工場も登場すると「日曜劇場には欠かせない銀行と町工場」「いきなり銀行と町工場出てきて日曜劇場感が帰ってきた」といった声も上がった。

 心を入れ替えた渋谷の姿を見たエースは、仲間からも「今の彼は生きるべき価値があると思う」と諭され、渋谷の手術を決意。「Get Ready!」の掛け声とともに、認可されていない技術も使って、神がかり的な手術で渋谷を救う。後日、「あいつからしっかり回収しろよ、100億円」というエース。「700億円も割引って……」とジョーカーがあきれて、同話はラストを迎えた。

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