ザ・ノンフィクション:テーマ曲「サンサーラ」の歌い手が3年ぶりに交代 竹原ピストルから“トライのハイジ”WONに

「ザ・ノンフィクション」のロゴ(C)フジテレビ
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「ザ・ノンフィクション」のロゴ(C)フジテレビ

 「生きて~る 生きている~」のメロディーで知られるフジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(日曜午後2時)のテーマ曲「サンサーラ」の歌い手が3年ぶりに交代することが1月14日、明らかになった。新たな歌い手は、昨年放送された「家庭教師のトライ」のCMで、「忘れられない夏期講習に~なる」と「アルプスの少女」ハイジの歌声を務めた歌手のWONさんで、2023年の初回放送となる15日の放送からWONさんによる新たな「サンサーラ」が流れる。

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 サンスクリット語で「輪廻(りんね)転生」を意味する「サンサーラ」は、「ザ・ノンフィクション」の番組テーマ曲として2003年に誕生。当時のチーフプロデューサーが、アシスタントディレクター時代の1992年にインドをロケ中、朝もやのガンジス川を眺めながら、サビの歌詞とタイトルを思いついたという。

 ドキュメンタリーをイメージさせる代名詞として、番組やテレビ局の垣根を越えて広く愛されており、これまでに中孝介さん、たむらぱんさん、城南海さんらが歌唱。昨年までは竹原ピストルさんが歌っていた。

 WONさんは、2021年2月、突如YouTubeに「日記(Acoustic ver.)」のMVを公開して2週間で7万7000回再生を記録して注目され、昨年放送された「アルプスの少女ハイジ」の世界観で展開する「家庭教師のトライ」のCMで、ハイジの歌声を務めて話題を集めた。

 WONさんは「この曲は本当に曲名の通り、いろんな人の手や声によって“輪廻転生”を繰り返しているんだなと感じました。なので等身大の私をぶつけるように、自分の歌声が次の誰かへつながるように願いながら、精いっぱい歌わせていただきました!」とコメントしている。

 15日の放送では、これまでも何度か取り上げられた茨城県日立市の飲み屋街「塙山キャバレー」の今を見つめる。語りは女優の吉岡里帆さんが務める。

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