ザ・ノンフィクション:当時38歳、地下アイドル“きららさん”の日常に密着 第2弾限定配信がスタート

2017年2月に放送した「しっくりくる生きかた」より(C)フジテレビ
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2017年2月に放送した「しっくりくる生きかた」より(C)フジテレビ

 フジテレビのドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜午後2時)。今年10月、放送開始から30年を迎えることを記念してYouTubeチャンネル「フジテレビドキュメンタリー」およびFODで、「30周年記念特別限定配信」を実施中だ。第2弾となる今回は、2017年2月に放送した「しっくりくる生きかた」が8月29日から1カ月限定で配信されている。

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 当時38歳の地下アイドル・きららさんの日常に密着。仕事は日雇いの解体業。23区内では格安の家賃2万9000円の風呂なしアパートに住み、主食は、鳥のエサ用の“くず米”。生活をそこまで切り詰める理由は、あることが原因で背負った450万円もの借金だった。

 人生どん底……そんなきららさんが、時折うっとりとした表情で口にする言葉「しっくりくる」。その言葉にこだわるわけは、24歳まで男性として生きてきた自身の過去にあった。38歳にして見つけた、しっくりくる居場所、しっくりくる自分の姿、それは小さなライブハウスにあった。

 満たされた気持ち、幸せを感じていたそんな時……解体工事の現場で事故にあい意識不明の状態で救急搬送。仕事を失い、借金が返せない。焦ったきららさんは、とにかく1日で高額の収入が得られる仕事に手を出すが……。「しっくりくる」、ただそんな感覚にうそをつかず自分の人生を生きたいともがく、きららさんの人生を追った作品だ。

 9月末に配信予定の第3弾は、2024年6月放送「私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録~」。スイスでの「安楽死」を選んだ母親と、その家族に密着した作品。

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