池田秀一:「ONE PIECE」シャンクス人気に「感無量」「改めて責任を」

「ONE PIECE FILM RED」の舞台あいさつに登場した池田秀一さん(左)と名塚佳織さん
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「ONE PIECE FILM RED」の舞台あいさつに登場した池田秀一さん(左)と名塚佳織さん

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の舞台あいさつが1月15日、丸の内TOEI(東京都中央区)で開催され、声優の田中真弓さん、名塚佳織さん、池田秀一さん、谷口監督が登場した。劇場版は、タイトルの「RED」の通り、人気キャラクターの赤髪のシャンクスに焦点が当たり、オリジナルキャラクターとしてシャンクスの娘・ウタが登場したことも話題になっている。2022年8月6日の公開から157日間で興行収入が190億円を突破するなど大ヒットしており、テレビアニメがスタートした1999年から約24年にわたってシャンクスを演じている池田さんは「感無量です」と喜んだ。

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 シャンクスは人気キャラクターではあるが、決して出番が多いわけではない。池田さんは「(テレビアニメの)1000話のうち、20、30本くらいしか出ていないんです。シャンクスのことを結構知っていてくれていたんだ……という印象です」としみじみ。シャンクスの人気を受けて「ちゃんとしないといけない!と改めて責任を感じています」と話した。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子のルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった。

 劇場版は、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。公開後、ウタは、アニメの世界だけでなくリアルの世界も巻き込み、旋風を巻き起こし、大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」に紅組歌手として出場したことも話題になった。1月29日に終映を迎えることが発表されている。

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