池田秀一:「ONE PIECE FILM RED」舞台あいさつで「高揚」 シャンクス名ぜりふ「この戦争を終わらせに来た」生披露

「ONE PIECE FILM RED」の初日舞台あいさつに登場した池田秀一さん
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「ONE PIECE FILM RED」の初日舞台あいさつに登場した池田秀一さん

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の新作劇場版アニメ「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)の初日舞台あいさつが8月6日、丸の内TOEI(東京都中央区)で開催され、シャンクス役の声優の池田秀一さんが登場した。劇場版は、シャンクスの活躍が描かれ、シャンクスの娘のウタが登場することも話題になっている。テレビアニメがスタートした1999年から約23年にわたってシャンクスを演じている池田さんは「シャンクスにめぐりあい、思い起こせば、20数年たちますが、こうやって舞台あいさつできるのは初めて。いささか気持ちが高揚しています。ウタという可愛い娘も登場し、貴重な体験をさせていただき、ありがたかったです」と思いを明かした。

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 舞台あいさつには、ルフィ役の田中真弓さん、ウタ役の名塚佳織さん、谷口監督も登壇。田中さんは「いつだって、シャンクスは格好いい! 『この戦争を終わらせに来た』って言って!」と、池田さんにリクエスト。池田さんが「随分、昔のことですね……」と言いながら、名ぜりふを生披露した。

 田中さんは「そんなに圧がなかったかも。もうちょっと抑えて」とダメ出し。池田さんは「こんなところでダメ出しされるとは思っていなかった」と言いながら、もう一度、名ぜりふを披露し、田中さんは「いただきました!」と大喜びした。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まり、2021年1月には1000話に到達。今年7月で連載25周年を迎え、全世界のコミックスの累計発行部数は5億1000万部以上を誇る。テレビアニメが1999年10月にスタートし、2021年11月には1000話に到達した。

 劇場版では、世界中が熱狂する歌姫・ウタがライブで初めて公の前に姿を現すことになる。素性を隠したまま発信するウタの歌声は“別次元”と評されるほどで、歌声を楽しみにしているルフィ率いる麦わらの一味、海賊、海軍と世界中のファンが会場を埋め尽くす。そんな中、ウタがシャンクスの娘であると発覚する。

 「コードギアス」シリーズなどの谷口さんが監督を務めた。1998年に開催されたイベント「ジャンプ・スーパー・アニメツアー’98」で上映された「ONE PIECE」の初のアニメ「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口監督が、約24年ぶりに「ONE PIECE」の監督を務めたことも話題になっている。

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