らんまん:新たな出演者11人発表 田辺誠一、いとうせいこう、成海璃子が朝ドラ初出演

NHK連続テレビ小説「らんまん」に出演する田辺誠一さん
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NHK連続テレビ小説「らんまん」に出演する田辺誠一さん

 俳優の田辺誠一さん、いとうせいこうさん、女優の成海璃子さんが、神木隆之介さん主演で4月3日にスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」に出演することが1月20日、明らかになった。田辺さん、いとうさん、成海さんは朝ドラ初出演。

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 「らんまん」は、明治から昭和にかけての激動の時代、愛する草花と向き合い続けた日本の植物学の父、牧野富太郎の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。2021年放送のNHK連続ドラマ「群青領域」(総合)などを手がけた長田育恵さんが脚本を担当する。主人公の槙野万太郎を神木さん、妻の寿恵子を浜辺美波さんが演じる。

 田辺さんは、万太郎が憧れる植物学者・野田基善、いとうさんは、少年時代の万太郎が模写をする「植物図」の作者・里中芳生を演じる。成海さんは、倉木隼人(大東駿介さん)の妻・えい役で出演。彰義隊に所属していた隼人が戦で負傷したところをかくまい、看病をしたことがきっかけで夫婦になった。

 田辺さんは「神木君とは4回目の共演でしたので、あうんの呼吸で自由に芝居することができました。そこで生み出される空気感を楽しんでいただければ幸いです。連続テレビ小説は初めてです。今回はピンポイントの出演ですが、とても丁寧に愛情を持って撮っているので、いつかがっつり出演したいと思いました」と振り返った。

 いとうさんは「同僚の植物学者を大好きな田辺誠一君が演じることになり、リラックスして自分たちの研究室の雰囲気を作ることが出来ました。しかも、主演の神木君が、僕が長年続けている子供番組を昔よく見ていたとわかり、やりやすいことこの上ないスタジオでした」と話した。

 成海さんは「初めての朝ドラへの出演ということもあり、どんな空気感の現場なのか、今からとても楽しみです」とコメント。

 「東京編」のキャストとして牧瀬里穂さん、宮澤エマさん、池内万作さん、大東さん、池田鉄洋さん、安藤玉恵さん、山谷花純さん、中村蒼さんも出演する。

 牧瀬さんは寿恵子の母・西村まつ、宮澤さんが寿恵子の叔母・笠崎みえ、池内さんが菓子職人の阿部文太、大東さんが上野戦争で生き残った元彰義隊の倉木隼人、池田さんが、十徳長屋の住人・及川福治、安藤さんが十徳長屋の差配人・江口りん、山谷さんが十徳長屋の住人・宇佐美ゆう、中村さんが万太郎の学友・広瀬佑一郎を演じる。

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