星降る夜に:「お前のキス大したことなかったけどな」 “鈴”吉高由里子の手話に「最高」「好きになるしかない」

連続ドラマ「星降る夜に」第1話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「星降る夜に」第1話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第1話が1月17日に放送された。吉高さん演じる産婦人科医の雪宮鈴が、ぎこちない手話で「お前のキス大したことなかったけどな!」と耳の聞こえない青年・柊一星(北村匠海さん)に伝えるシーンが話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第1話の冒頭、鈴は湖畔のキャンプ場で一星と出会う。ソロキャンプを楽しむ鈴に、カメラを向けシャッターを切り続ける一星。鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える鈴に自分のマフラーを巻いてくれる。先読みできない行動に戸惑う鈴だったが、酒の力も相まって、一星の突然のキスを受け入れてしまう。

 翌朝、テントの中で目を覚ました鈴は、何があったか記憶がはっきりしない。一星が、鈴に向かって手で何かを伝えながら去っていく。自宅に戻った鈴は、すぐにその意味をインターネットで調べる。「お前のゲロ、全部片付けた、ば~か」。一星は手話で悪態をついていたのだった。

 そんな折、鈴の母・愛子(岸本加世子さん)が亡くなったという知らせが入る。火葬場でたたずむ鈴のもとに、愛子の遺品を持った一星がやってくる。一星は遺品整理士として働いていて、偶然鈴の母の遺品整理を担当していた。思いもよらぬ形での再会に驚きながらも、鈴は一星の温かな言葉に心癒やされていく。

 終盤で、鈴は一星が働く「遺品整理のポラリス」を訪れる。キャンプ場で出会った日に、吐いて汚してしまった一星のマフラーを返すためだ。事務所に一星の姿はなかったが、社長の千明(水野美紀さん)に教えてもらい、堤防で写真を撮っている一星に会いに行く。

 鈴はマフラーを一星に手渡し、「キャンプの夜は私も酔ってて悪かったです。でもあんな言い草はないです。ばかとか」と語りかける。鈴はカメラを構え、ファインダーをのぞき続ける一星の前に立ちはだかり、「あなたに母の遺品を整理してもらえてよかったです」と感謝の言葉を口にする。そして、手話で2度「ありがとう」と伝える。次の瞬間、「でも、お前のキス、大したことなかったけどな」とぎこちない手話で語りかけ、いたずらっぽい表情を浮かべるのだった。
 
 この吉高さんの手話シーンに、SNSでは「かわい~~!!高度テクすぎる」「バカって言われた仕返しに『お前のキス大したことなかったけどな』って覚えたての手話ぶちかまされたらほれるしかないよ」「吉高由里子の魅力が凝縮されてた」「チャーミングで無邪気で……こんなの好きになるしかないよ」「ぎこちない手話もだけど鼻の穴を広げた表情も最高!」など称賛の声が相次いでいる。

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