ヒヤマケンタロウの妊娠:「女性も男性も関係ないでしょ!」 “妊夫”斎藤工、母親への妊娠報告シーンが話題に

ドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」第3話の一場面(C)坂井恵理・講談社/テレビ東京
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ドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」第3話の一場面(C)坂井恵理・講談社/テレビ東京

 俳優の斎藤工さんが主演を務める連続ドラマ「ヒヤマケンタロウの妊娠」(木曜深夜0時半)の第3話が、テレビ東京で1月19日深夜に放送された。桧山健太郎(斎藤さん)が母親に妊娠を報告するシーンが話題を集めた。

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 ドラマは、坂井恵理さんの同名マンガ(講談社)が原作。男性が妊娠、出産する世界を舞台に男女逆転生活やギャップをコミカルに描く。テレビ東京とNetflixが企画・制作した作品で、昨年4月にNetflixで全世界配信されて話題になった。

 第3話で、健太郎は、妊夫・宮地(宇野祥平さん)と病院で出会い、意気投合する。妊娠以降、仕事に集中できずにいた健太郎は、プロジェクトの指揮から降ろされて雑務を押し付けられていた。プロジェクトが頓挫しそうになる中、妊娠を告白した健太郎は、自分がモデルとなる男性妊夫を広告モチーフとする案を提案し……と展開した。

 産むことを決めた健太郎が、母親に電話で妊娠を報告した場面では、母から「妊娠、出産ってあんたが思っているほど簡単なことじゃないの」「産んで終わりじゃないんだよ。子育てしながらだと、今と同じようには働けなくなるんだから」と言われる展開に。

 出産した後も、仕事に復帰して活躍してる人がたくさんいるから大丈夫、と訴える健太郎だったが、母からは「それは女性の場合でしょ」と言われてしまい、「女性も男性も関係ないでしょ!」といらだつ健太郎の姿が描かれた。

 SNS上では、「男女逆だけどめっちゃ真理よなあ」「妊娠したことを母親に報告するシーンで、『男が出産して子育てしながら働くことなんて無理だ』と母親に言われてしまうのが印象的だった。男女の差とかじゃなくて、社会がマイノリティーに優しくないんだなという感じ」などの感想が書き込まれた。

 ほかにも、「今期で一番面白いドラマかもしれない」「『ヒヤマケンタロウの妊娠』はみんな見た方が良いと思うレベルに良い」という意見も上がっていた。

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