倉科カナ:男女逆転「大奥」出演 “徳川綱吉”仲里依紗の美しき側用人・柳沢吉保に

ドラマ「大奥」に出演する倉科カナさん=NHK提供
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ドラマ「大奥」に出演する倉科カナさん=NHK提供

 女優の倉科カナさんが、NHKの「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で放送中の「大奥」に出演することが1月30日、明らかになった。「5代・徳川綱吉×右衛門佐編」で、5代将軍の徳川綱吉(仲里依紗さん)への忠誠心を誰よりも持つ美しき側用人、柳沢吉保を演じる。

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 倉科さんは「吉保の静かに蠢(うごめ)く感情、深い愛、愛ゆえの憎悪、演じていてとても苦しく、最後の最後までむなしくて。でも、その抱えているものすべてを表面に出さず、ただただ寄り添い見つめている吉保の気高い姿。華やかな役柄ではないですが、ぜひ吉保の愛の行き着く先にも注目していただけたらうれしいです」とコメントした。

 ドラマは、2004~20年にマンガ誌「メロディ」(白泉社)で連載された、よしながふみさんの人気マンガの実写化。若い男性のみに感染する病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」で男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代を舞台に、将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。「3代・徳川家光×万里小路有功編」「5代・徳川綱吉×右衛門佐編」「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」などと展開し、大政奉還まで続く。

 「5代・徳川綱吉×右衛門佐編」は第5回(2月7日放送)からスタート。

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