芳根京子:今春デビュー10周年 連ドラ「それってパクリじゃないですか?」主演 重岡大毅と“知的財産バトル”に挑む(コメント全文)

連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」に出演する芳根京子さん(左)と重岡大毅さん=日本テレビ提供
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連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」に出演する芳根京子さん(左)と重岡大毅さん=日本テレビ提供

 女優の芳根京子さんが、4月期の連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系、水曜午後10時)に主演することが2月23日、明らかになった。今年の4月でデビュー10周年を迎える芳根さんは「丸10年になるタイミングで、自分が主役を演じさせてもらえるのはすごくうれしいです」と話し、「続けていなかったらこんな景色も味わえないですし、いま感謝できる人がいるっていうのが本当にうれしいです。気持ちをぶらさずに今できることを精いっぱいやれば、こんなすてきな世界を見られるんだなって思います」と明かした。

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 ドラマは、奥乃桜子さんの小説「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」(集英社)が原作。「知的財産バトル」をテーマにした“オフィスエンターテインメントドラマ”で、お人よしの新米社員と妥協ゼロのエリート上司という“水と油コンビ”が知的財産を巡って奮闘する姿を描く。ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」(共にTBS系)などの丑尾健太郎さんが脚本を手がける。

 芳根さんが演じるのは、月夜野ドリンクの新米社員・藤崎亜季。飲料の開発をしていたある日、その飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われ、情報漏えいの疑いをかけられてしまう。調査のために親会社からやって来た知的財産のプロ・北脇雅美と、特許を取り戻すために動き出す。北脇役を人気グループ「ジャニーズWEST」の重岡大毅さんが務める。

 芳根さん、重岡さんのコメントは以下の通り。

 --今回の作品・役どころについて教えてください。

 芳根京子さん 飲料メーカーの開発部にいた女の子が、とある出来事で知的財産のプロである北脇さんと出会い、大切な仲間が作ってきた大切な商品をどう守っていくかという、すごく春らしく新生活にふさわしい、明るく、元気で、笑えるドラマになっています。私は藤崎亜季という情にもろい女性を演じさせていただくのですが、愛情や情熱もたっぷりあって、理論的な北脇さんとの対照的な凸凹コンビも見どころかなと思います。

 重岡大毅さん 知的財産をテーマにしたドラマですが、意外とそれをテーマにした作品ってないんですよね。だけど、とっても身近にあふれているテーマなんです。特許とか著作権とかちょっと小難しい話にも聞こえるんですが、誰かが大切に作った努力の汗と涙の結晶のようなアイデアや商品(知財)を守っていくお話です。僕は亜季と真逆の性格の北脇という人物なんですけれど、超理屈っぽい感じで、ビジネスに正義なんてない、情ではなく、ルールはルールだからっていうような本当に亜季とは水と油のようなコンビになっています。

 --それぞれの役に共感できるところは?

 芳根さん 亜季は直感的なタイプで、頭では分かっていても腑(ふ)に落ちないと心が向かない、ついていかないというような引っ掛かりがあるところがすごく共感できる女性なので、難しく考えずにそのまま飛び込んでみようかなと思っています。

 重岡さん 誰かの作ったもの、自分が大切にしたいなと思うものは守りたいので、そこは北脇とは一緒かなと思います。ただ、正論は正論でありですけど、本当に仕事をしていて、そればかり言われると誰もがぶつかるようなところでもあると思います。僕自身、作詞作曲を何年かやっているので、用紙に名前を書いてハンコを押すこともあります。それは僕の創り出した自分の一部として守られてほしいと思いますね。

 --お互いの印象を教えてください。

 芳根さん テレビで拝見していて笑顔がすてきな方という印象ですね。ちゃんとお話しするのは今日が初めてですが、いいキャッチボールをさせていただけている気がするので、お芝居をご一緒するのが楽しみです。

 重岡さん とてもエネルギーがある方だなと。自分もエネルギ―がありたい人間なんで、楽しい現場になればいいと思いますし、凸凹コンビなのでそのエネルギー同士がぶつかっていけばいい作品になりそうな気がします。

 --4月は新生活のスタートの季節ですが、今年は芳根さんがデビューして10年でもあります。ご自身で大切にしてきたことを教えてください。

 芳根さん デビューから4月で丸10年になるタイミングで、自分が主役を演じさせてもらえるのはすごくうれしいです。初めて出させてもらったドラマのプロデューサーさんに「どれだけ大きくなっても謙虚な気持ちと感謝を忘れちゃだめだよ」と言われて、本当に忘れずにやってきました。続けていなかったらこんな景色も味わえないですし、いま感謝できる人がいるっていうのが本当にうれしいです。気持ちをぶれさせずに今できることを精いっぱいやれば、こんなすてきな世界を見られるんだなって思います。

 --最後に視聴者へメッセージをお願いします。

 芳根さん 4月からの新生活にぴったりな熱いドラマになると思いますし、亜季はまだ知的財産の初心者で、これからどんどん学んでいくので、私も視聴者の方と一緒に同じ目線で進んでいけると思います。「知的財産」という言葉がこれを機会に広まるといいなって思いますね。明日からの活力になるような作品にしたいと思いますので、ぜひ楽しみに観ていただけたらうれしいです。

 重岡さん すてきな作品がこのチームだったらできるんじゃないかなって思っています。「知的財産」っていうテーマも本当に身になるし、知っていて損はないと思います。春はスタートの季節なので、見ていただいた皆さんが前向きに、そして仕事って大変な一面もあるけどもやりがいもあるんだぞ!という情熱の部分も届けたいと思っています。すごく見てほしいドラマです。

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