100万回言えばよかった:「直木とは会わないでください」 “譲”松山ケンイチに切ない別れ!? 「完全に失恋した顔」の声

連続ドラマ「100万回言えばよかった」の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「100万回言えばよかった」の一場面(C)TBS

 女優の井上真央さん主演の連続ドラマ「100万回言えばよかった」(TBS系、金曜午後10時)の第7話が2月24日に放送された。魚住譲(松山ケンイチさん)の体調不良の原因が鳥野直木(佐藤健さん)との交流にあることが明らかとなり、相馬悠依(井上さん)が譲に「直木とは会わないでください」と告げる場面が、「切なすぎる」と視聴者の注目を集めた。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 脚本は、2021年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」などで知られる安達奈緒子さんのオリジナル。突然命を落とし、幽霊となって現世をさまよう洋食店のシェフ・鳥野直木と、恋人の直木の死を受け入れられない美容師の相馬悠依、直木と唯一意思疎通できる刑事・魚住譲の3人が、非情な運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする姿を描く。

 第6話のラストで激しい頭痛とめまいに襲われた譲。検査の結果、偽性脳腫瘍の可能性があると医師に告げられた。すると、霊感が強い体質の譲の姉・叶恵(平岩紙さん)から連絡が入り、体調不良の原因について「幽霊に命削られてるの!」「直木さんには悪いけど離れなきゃダメ。(先祖が残した書物に)最後には死ぬって書いてあったの」と忠告される。

 それでも直木と行動を共にする譲に、叶恵は再度メッセージを送り忠告をするが、譲は「大丈夫、ぜんぜん頭痛もないし」と返信。しかし、症状が抑えられているのは、叶恵が住職の夫と共に祈祷を続けているからだった。叶恵は幽霊の樋口(板倉俊之さん)に、譲に直木から離れるよう伝えてほしいと頼み、「これ以上2人がなじんじゃうとホントまずいの」と語った。

 樋口は譲の元を訪れ、叶恵から聞いた通り「譲と直木は相性ドンピシャで、譲のように共感力が高いタイプは乗り移られてしまって危険」と伝えた。譲が「もう乗り移られないようにしますから」と返すと、樋口は「もう乗り移られちゃってんだ!? 3回やっちゃったらアウトらしいよ」と説明。謙が「もう2回やられちゃってますけど……」と慌てると、樋口はさらに「リーチじゃん! テンパイじゃん! それまじでやばいよ」と訴えかけた。

 そんな中、悠依と直木は叶恵から一連の事情を聴かされ、「お願いします。譲から離れてください」と頭を下げられる。叶恵が「こんなこと言うのは、ひどい、勝手だって思います」と口にすると、悠依は「それは、みんな同じです。大事な人がいるって、よく考えたら残酷ですよね」と共感した。

 悠依は翌朝、譲の元を訪れ、「散々お世話になっておきながら本当に申し訳ないんですけど、直木とは会わないでください。うちにももう来ないでください」と一方的に伝えた。続けて、「私たち、魚住さんには本当に感謝しています。なんか楽しかったし」とさみしそうに笑い、「今までありがとうございました」とその場を立ち去った。譲は切ない表情を浮かべ、「なんだこれ?」と苦しそうにつぶやくのだった。

 SNSでは、「完全に失恋した顔の魚住さん(涙)」「魚住さんにとっては好きな悠依ちゃんとも離れることになるのか」「魚住さんの表情にがっつり心持ってかれた」「3回乗り移られるとアウト! そんな~~!!」「もうリーチなの!?」「それでも3回目を直木に譲りそうな魚住さん……自分を大事にしてほしい」「魚住さん、切ない……」などさまざまな声が上がっていた。

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