リエゾン-こどものこころ診療所-:山崎育三郎が松本穂香とクランクアップ 「生きづらさを抱える人に寄り添いたい」と決意

「リエゾン-こどものこころ診療所-」のクランクアップを迎えた山崎育三郎さん(左)、松本穂香さん=テレビ朝日提
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「リエゾン-こどものこころ診療所-」のクランクアップを迎えた山崎育三郎さん(左)、松本穂香さん=テレビ朝日提

 俳優の山崎育三郎さんが主演を務める連続ドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)がクランクアップを迎えたことが3月2日、明らかになった。山崎さんは「終わってしまったことがとても寂しい」と名残惜しそうに語り、「僕たち役者や子役の子どもたちが自由に表現できる環境を作ってくださって、スタッフの皆様には感謝しています」と話した。

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 山崎さん演じる佐山卓は児童精神科「さやま・こどもクリニック」院長で、自らも発達障害を抱える。撮影を終えた山崎さんは「多くの人が何かしら不安や生きづらさを感じている中で、そういった方々を励ます言葉をクリニックのみんなから伝えられたんじゃないかなと思っています」とコメント。「こういう温かい空気がどんどん広がっていくといいなと思いますし、僕も今後、生きづらさや不安を抱えている人に寄り添えるような人間でいたいなと思います」と決意を語った。

 ヒロインの研修医・遠野志保を演じた女優の松本穂香さんは「言葉にならない大切なものがたくさん詰まった、とても素敵な時間を過ごさせていただきました」と撮影を振り返った。さらに、「この作品を通して『言葉の重み』や『自分の世界って、思っていた以上に狭いんだな』ということ、『分からないことでも、分かろうとすることが大切なんだ』ということに気付かせてもらいました」と続けた。

 撮影終了後には、山崎さんが場を盛り上げようと主題歌のコブクロ「エンベロープ」を流そうとして、あいさつをしようとした松本さんが「泣いちゃうからやめてくださいよ〜(笑い)」と照れる一幕もあった。

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