堀田真由：「同一人物？」年を重ねた玉栄の変貌ぶりに驚き　「大奥」ファンミーティングで

　よしながふみさんの人気マンガを実写化したNHKの時代劇「ドラマ10『大奥』」（総合、火曜午後10時）で徳川家光を演じる堀田真由さんが、3月8日にNHKホール（東京都渋谷区）で開催されたドラマのファンミーティングに登場した。堀田さんは、「三代将軍家光・万里小路有功編」で、奥智哉さんが演じた玉栄が、「五代将軍綱吉・右衛門佐編」で、竜雷太さん扮（ふん）する剃髪（ていはつ）し年を重ねた桂昌院となって再登場したことに触れ、あまりの変貌ぶりに「えっ！　同一人物？」と衝撃を受けたことを明かした。

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　司会を務めた同局の杉浦友紀アナウンサーから「玉栄から月日を重ねて桂昌院になった時の変化が話題になっていますが、いかがですか？」と質問されると、堀田さんは「私が知っている玉栄とは全然違うので……。実際に玉栄を演じた奥君は高校生で『今日はテストだったんだー』みたいな感じでかわいらしかったんです」と説明。桂昌院について「もう知らないです（笑い）」と話すと、会場は笑いに包まれた。

　徳川吉宗役の冨永愛さん、徳川綱吉役の仲里依紗さんも登場。“3代将軍”がそろうのは今回が初めてで、撮影時のエピソードや裏話などを会場に集まったファンの前で披露した。

　ファンミーティングには、約9000通の応募から当選した2167名のファンが参加した。ファンミーティングの模様は、3月14日深夜2時からNHK総合にて放送予定。

　ドラマは、若い男性のみに感染する奇病の影響で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代が舞台。将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。TBS系のドラマ「JIN-仁-」シリーズやNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」（2017年）などで知られる森下佳子さんが脚本を手がける。今秋に“Season2”が放送されることも決定している。