松岡茉優:宮本エリアナの女優デビューにエール 「お芝居ってうまいへたじゃねーなと思うきっかけになった」

「連続ドラマW フェンス」の完成披露試写会に登場した松岡茉優さん
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「連続ドラマW フェンス」の完成披露試写会に登場した松岡茉優さん

 女優の松岡茉優さんが3月16日、東京都内で行われた、「連続ドラマW フェンス」(WOWOW)の完成披露試写会に共にダブル主演を務める宮本エリアナさんと登場した。本作は2015年にミス・ユニバース日本代表を務めた宮本さんが初演技に挑戦した作品で、松岡さんは「今日までうっかりしていたけど、『おめでとう』ってまだ一回も言ってない」と苦笑い。続けて「エリアナさん、デビューおめでとう!」と祝福すると、宮本さんは「今日はおいしいビールが飲めそうですね、うれしいー!」と笑いながら喜んでいた。

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 松岡さんは、エリアナさんのデビューに「これから彼女の女優としてのいろいろな姿が見られると思うけど、(本作は)その中の1本目だから。やっぱりこれは、作品の内容とはまた別のところでおめでたいこと」と思いを説明。続けて「今日は(お祝いを)言うぞ! と心に決めていました」と語り、宮本さんの笑いを誘っていた。

 初主演をオーディションで勝ち取ったという宮本さんは「決まったときは素直にうれしいのがもちろんあったけど、不安というのが大きくて……」と当時の心境を吐露。また、「今回初演技なので、『大根役者になってないのかな』ということが……」と不安げに語ると、すかさず松岡さんが「お芝居を私は20年やっていますけど、うまいへたじゃなく、心がまっすぐで素直だからできることって絶対あって」と考えを語り、「彼女の心根の真っすぐさと、まず信じる素直さが……『本当にお芝居ってうまいへたじゃねーな』と思うきっかけになりましたので、大根役者とか言わないでください!」と熱くフォローしていた。

 ドラマは、野木亜紀子さんが脚本を手がけるオリジナル作品。2022年に本土復帰50年を迎えたが、なおも米軍基地が集中する沖縄の現在を描く。松岡さんと宮本さんのダブル主演。雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡さん)が沖縄へ向かい、米兵による性的暴行事件の被害を訴える女性・大嶺桜(宮本さん)と出会う。そこで米軍犯罪捜査の厳しい現実を知り、そして沖縄の複雑な事情が絡み合った真相にたどり着く……という内容。完成披露試写会には野木さんも出席した。

 「連続ドラマW フェンス」は3月19日から毎週日曜午後10時にWOWOWで放送・配信される。全5話。第1話は無料放送。

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