神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)が、4月3日にスタートする。
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「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ドラマでは、時代が幕末から明治、そして激動の大正・昭和へと移りゆく中、愛する植物のために一途(いちず)に情熱的に突き進んだ主人公の槙野万太郎(神木さん)と妻・寿恵子(すえこ、浜辺美波さん)の波瀾(はらん)万丈な生涯が描かれる。
脚本を担当するのは、2021年放送のNHKの連続ドラマ「群青領域」などを手がけた長田育恵(おさだ・いくえ)さん。長い歴史を持つ朝ドラの中で、幕末からスタートする作品は、過去に2015年度後期「あさが来た」の1作があるのみ。また、男性主人公+(プラス)ヒロインの“夫婦の物語”としては、2020年度前期「エール」以来、6作ぶりの朝ドラとなる。
主題歌は、シンガー・ソングライターのあいみょんさんが書き下ろした「愛の花」。語りを宮崎あおいさんが務める。
第1週の副題は「バイカオウレン」。春らんまんの明治の世を天真らんまんに駆け抜けた植物学者・槙野万太郎の物語がはじまる。土佐の酒蔵「峰屋」の跡取りとして生まれた万太郎(森優理斗君)は草花が大好きな男の子。生まれつき病弱ですぐに熱を出して倒れてしまう。
「万太郎はいっそ生まれて来なければよかった」という親戚の心ない言葉に深く傷ついた万太郎は、病床の母ヒサ(広末涼子さん)の制止を振りきって家を飛び出してしまう。そして、行き着いた裏山の神社で自らを「天狗」と名乗る謎の武者(ディーン・フジオカさん)との不思議な出会いを果たす。
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