4月13日に始まる連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」（テレビ朝日系、木曜午後9時、初回は6分拡大）。2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ　所轄と地検の24時」主演の桐谷健太さんと、脚本の福田靖さんが再びタッグを組む。元体育教師の情熱系刑事、仲井戸豪太（桐谷さん）を中心に、刑事と検事と判事が真っ向からぶつかり交わるサスペンスコメディーだ。ここでは磯村勇斗さん演じる刑事の目黒元気を紹介する。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　◇2年間米国赴任を経て帰国　願いは一日も早く県警本部へ行くこと

　元気は、神奈川県警横浜みなとみらい署（旧・桜木警察署）強行犯係の刑事。かつて桜木警察署で豪太とバディーを組んでいたが、その後、希望して米国の日本大使館へ警備担当外交官として2年間赴任。最近帰国し、警部補に昇進した。

　念願かなって県警本部勤務か……と思いきや、横浜みなとみらい署勤務となり、豪太と再びバディーに。2年間で刑事としての自信とプライドを強く持つようになったが、豪太には相変わらず「メグちゃん」と呼ばれ、以前にも増して振り回される。今の願いは、一日も早く県警本部へ行くことだ。

　◇初回ストーリー

　若い男がタクシーと接触しそうになりながら逃げた場所で、別の男が後頭部から血を流し、意識不明状態で倒れていた。男は勝山康平（川島潤哉さん）と判明。しかし、現場に落ちていた財布には10万円近くの現金が残されており、犯行は金が目的ではなさそうだった。

　現場から逃げた男は母親と2人暮らしの専門学校生、林田裕紀（大橋和也さん）と判明。豪太らが事情聴取すると、林田は勝山の写真を見て明らかに動揺しながらも、事件への関与は否定。勝山のことも知らないと訴える。

　豪太は若干の戸惑いも残しながら、林田の言葉を信じようとする。だがその矢先、勝山の財布に付着していた指紋が、林田のものと一致する。豪太はショックを受けながらも、強盗傷害で逮捕令状を請求するため、横浜地裁みなと支部へ。しかし、対応した判事、諸星美沙子（吉瀬美智子さん）は「証拠が薄い」と却下し……。