どうする家康:家康が託した“弱い心” 瀬名「いつか必ず取りに来て」と 視聴者から「つらい」の声、歴史改変希望も

NHK大河ドラマ「どうする家康」第17回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「どうする家康」第17回の一場面 (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第17回「三方ヶ原合戦」が5月7日に放送され、家康(松本さん)と瀬名(有村架純さん)の夫婦の会話が視聴者の注目を集めた。

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 徳川の拠点を次々に制圧し、進軍する信玄(阿部寛さん)との決戦を前に、瀬名の元を訪ねた家康。息子の信康(細田佳央太さん)までもが出陣することに心を痛める瀬名から、どうして戦がなくならないのかと聞かれ、「この乱世。弱さは害悪だそうじゃ」と口にする。

 そこで家康は、木彫りのウサギを「これはわしの弱い心じゃ。ここへ置いてゆく。持っていてくれ」と瀬名に託すと、「瀬名よ。そなたは、何があっても強く生きよ」と伝え、「ここには指一本触れさせぬ」と決意をあらわにする。

 瀬名は、そんな家康の背中に向かって「いつか必ず取りに来てくださいませ。殿の弱くて優しい心を。瀬名はその日を待っております」と思いを告げるが、家康は後ろ髪を引かれる思いを断ち切るように、瀬名の方を振り向かず、その場を後にした。

 SNSでは、「美しく、悲しいシーンだった」「家康と瀬名の想(おも)いが泣ける」や、「弱い心を瀬名に預ける家康も、待っていると言った瀬名もつらい」「この後の史実を考えるとその日は来ないのかもしれない…と思うとつらい」といった声が上がった。

 また、「瀬名と家康の会話がフラグしか聞こえない」「弱い心…これが後々の家康を決定付けるシーンか」「家康も瀬名もめちゃくちゃフラグ立てるじゃんやめて」「この先の歴史、変わってくれない?」といった意見や感想も書き込まれた。

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