安達祐実:「大奥」Season2で松平定信役 将軍の座を狙う“野心家” 「楽しみながら演じたい」

「ドラマ10『大奥』」Season2に出演する安達祐実さん
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「ドラマ10『大奥』」Season2に出演する安達祐実さん

 俳優の安達祐実さんが、NHKの「ドラマ10」枠(火曜午後10時)で2023年秋に放送される「大奥」Season2に出演することが5月11日、分かった。安達さんは、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫の松平定信を演じる。

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 松平定信は、母の宗武から「将軍になる」という夢を託され、次期将軍の座を狙う野心家。吉宗の孫であることを誇りに、同じ黒い打掛(うちかけ)をまとう。徳川治済の画策により、田沼意次(松下奈緒さん)と敵対。激しい対抗心を燃やす。

 安達さんは「久しぶりに時代劇に出演できることがうれしく、さらにそれが『大奥』であることがとてもうれしいです。松平定信の心情をどのように細やかに描いていけるのか、自分自身も楽しみながら演じたいと思っています。そして皆様に喜んでいただければ幸せです」とコメントした。

 ドラマは、若い男性のみに感染する奇病の影響で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代が舞台。将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。

 今年1月期に放送されたSeason1では、3代将軍・徳川家光から8代将軍の吉宗までをドラマ化。Season2では、吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がる物語から、江戸城無血開城のために奔走した大政奉還までの物語を映像化する。

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