スーパー戦隊シリーズ第26作「忍風戦隊ハリケンジャー」(2002~03年)の新作Vシネクスト「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」の完成披露舞台あいさつが5月17日、東京都内で行われ、ハリケンレッド/椎名鷹介役の塩谷瞬さんらが登場。塩谷さんが「うれしいな。シュシュッと戻ってまいりました!」と呼びかけると客席から歓声が上がり、「いろんな苦労がありながら、この20周年をどうにか作りたいと企画して完成し、今日見ていただけて幸せ。5人で舞台あいさつできることが幸せです」と感慨深げな笑顔を浮かべていた。
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「忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary」は、江戸時代を舞台に、ハリケンジャーたちの先祖である5人の忍者が、世界を滅ぼすといわれる「天翔石」を狙う最悪最強の敵“ウラ七本槍(やり)”のオイランダとアウンジャと激突。そこに、未来からハリケンジャー、ゴウライジャーたちがタイムスリップしてくるというストーリー。
京都で行われた撮影について、塩谷さんは「時代劇として京都で撮影させてもらったのは幸せ。時代劇とか忍者を見る機会が減っている時代だからこそ、ハリケンジャーを見て『忍者やりたい』とか『京都すてき』と思ってもらえたらこの作品を作った意味がある。そんなところも見てもらえたらうれしい」と今作に込めた思いを語った。
舞台あいさつの最後に塩谷さんは、「5人が俳優として、歌手として全員がそれぞれの人生を努力している。10周年もそうだったが20周年はもっとハードルが高かった」と切り出し、「20周年をやる意味はと何度も聞かれた。コロナ禍にもなり最大のピンチはたくさんあった中、世の中が苦しい状況だからこそヒーローという姿を見てもらいたい。産みの苦しみがあった作品を、皆さんが育てていただければうれしい」と呼びかけていた。
6月16日から期間限定上映が行われ、10月25日にブルーレイディスク(BD)とDVDが発売。舞台あいさつには、ハリケンブルー/野乃七海役の長澤奈央さん、ハリケンイエロー/尾藤吼太役の山本康平さん、カブトライジャー/霞一甲役の白川裕二郎さん、クワガライジャー/霞一鍬役の姜暢雄さんも登壇した。
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