松岡茉優:日テレドラマ初主演で初の教師役 生徒役に7年ぶり民放連ドラの芦田愛菜 7月期に“新時代のサスペンス学園ドラマ”

7月期の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」に出演する松岡茉優さん(右)と芦田愛菜さん=日本テレビ提供
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7月期の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」に出演する松岡茉優さん(右)と芦田愛菜さん=日本テレビ提供

 俳優の松岡茉優さんが、7月期の日本テレビ系の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜午後10時)で主演を務めることが5月17日、分かった。同局系のドラマ初主演の松岡さんが教師役に初挑戦する。生徒役で芦田愛菜さんの出演も発表された。芦田さんにとって約7年ぶりの民放連ドラ出演となる。

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 オリジナル脚本で、卒業式当日に生徒の誰かに4階から突き落とされた高校教師・九条里奈(松岡さん)が、1年前にタイムスリップし、真相を突き止めるため「3年D組」の生徒と本気で向き合っていく……という“サスペンス学園ドラマ”。2019年に同局系で放送され、その年の優れたドラマに贈られる「東京ドラマアウォード」連続ドラマ部門グランプリをはじめ数々の賞を受賞した「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の福井雄太プロデューサー、鈴木勇馬監督らが手掛ける。

 松岡さんは「新時代のサスペンス学園ドラマということで、新しい感覚の、新しい価値観を皆さんにお伝えできるように、頑張りますので受け取っていただけたらうれしいなと思います。一生懸命、覚悟をもって撮影に挑みます。生徒役として、教師役の俳優さんを見つめるという経験はあるのですが、私自身、教師役は初挑戦なので心を込めて、頑張りたいと思います」と意気込み。

 NHKの時代劇「銀二貫」(2014年)で自身が演じたヒロインの少女時代を演じていた芦田さんについては「以前、同じ役を務めさせていただいたことがありまして、その芦田さんと今回、生徒と教師としてご一緒できる機会に恵まれてうれしいです」と語った。

 九条が受け持つ3年D組の生徒の一人・鵜久森叶を演じる芦田さんは「九条先生のクラスの一員として過ごせる日々がとても楽しみです」といい、「九条先生の言葉や、生徒たち一人一人が悩んで考えて成長していく姿に注目していただきたいです」とアピールした。

 福井プロデューサーは「僕自身、『学校のカイダン』(2015年)、『3年A組』に続き人生3作目の学園ドラマとなります。学園ドラマのステキな所は学校という小さな『社会』を舞台にし、高校生という若き役柄を題材にすることで、より濃密に、よりストレートに、今の時代に想いを届ける作品を描けることだと思っております。今作も、今この時を共に生きる人に、そして自分自身に、聞いてもらいたい心根がたくさん詰まっています」と話した。

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