らんまん：“落第生”丈之助、万太郎に魂のエール！　2分にわたる熱弁に視聴者感動　「人を応援できるってすごいこと」

　神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「らんまん」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第34回が、5月18日放送され、長屋の住人・堀井丈之助（山脇辰哉さん）が、東京大に通うことになった万太郎（神木さん）に投げかけた言葉が、視聴者の話題を集めた。

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　万太郎が東京大に通うことを知った“落第生”の丈之助は「万ちゃん、小学校中退じゃないか。なのに大学に出入りしていい？」と動揺を隠しきれない。自分の部屋に戻った丈之助は頭を抱え、うなりながら体をゴロゴロとさせる。

　再び万太郎の前に姿を見せた丈之助は「大学なんてとこはな、日本全国から神童と呼ばれていた連中が集まってくる！　かく言う俺も尾張、名古屋の神童と呼ばれていた。が、入っちまえば地獄じゃ！　本当にできるやつはほんの一握りで、あとは人生の落後者となる！　俺も落第してからは援助も打ち切られ、親も泣いている。だけどな、それでも大学にいるってだけでやっぱり違うんだよ」と訴える。

　続けて「俺は、文学でいまだ旧態依然の遅れまくっている日本を何かしてやろうって夢を見ている。大学にはそんな夢を見とる連中が当たり前にゴロゴロいるからだ！　万ちゃん、よそ者を許すなんて文学部じゃ恐らくありえんからな。その理学部の教授だってただの気まぐれかもしれん。田舎から珍しいのが来たとそれだけのもんかもしれん！」と語った。

　その上で丈之助は「だからな……！　頑張れ！　あした追い出されるとしても……いていい間は頑張れ！　コンニャロ、コンチキショウ、コンコンチキとは思うがせいぜい頑張れ！　厚かましい万の字め！　お前がいてよかったと思わせろ！　せいぜい頑張れ！　頑張りやがれ！」とおよそ2分にわたって熱弁を繰り広げた、

　自身の大学への思いと万太郎に送った“魂のエール”に対し、SNSでは「丈之助の熱いエールグッときたー！！」「人を応援できるってすごいこと」「山脇辰哉さん、すごくいいお芝居」「どんな登場人物にも奥行きがあってすてきです」と感動のコメントが集まっている。