中尾ミエ:50年来のパートナーと同居開始で「料理をするハメに」 老後を心配する同世代へのメッセージも 「徹子の部屋」で

5月22日放送の「徹子の部屋」に出演した中尾ミエさん=テレビ朝日提供
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5月22日放送の「徹子の部屋」に出演した中尾ミエさん=テレビ朝日提供

  歌手の中尾ミエさんが、5月22日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。50年来の仲のパートナーとの同居や、自身のこれからについて語った。

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 中尾さんは現在76歳。いまだにチャレンジ精神旺盛で、毎朝のトレーニングや趣味のDIYを楽しんでいるという。中尾さんは「(死ぬまで)あと何年? って。今できることをやっておかないと。1日も無駄なく過ごせたなって思えるのがいちばん幸せ」と語った。

 父親を93歳で看取ってから、50年来のパートナーと同居を始めた。それまで料理をしなかった中尾さんだが、「逃れられない運命ってあると思っていて。料理しなきゃならないハメになっちゃったんですよ」と苦笑い。

 黒柳さんが「パートナーがいらっしゃって、なんとなく話ができるといいでしょ?」と聞くと、中尾さんは「帰ったときに電気がついていて、『おはよう』とか『行ってきます』とか『ただいま』とか『おやすみ』とか言えるのがね」とうなずいた。けんかはするのかと聞かれると、「けんかするほど会話がなくなった」と笑った。

 パートナーとうまくいくコツについては「人生って孤独か煩わしいのか、どっちかしかないでしょ? だから私は煩わしくてもそのほうが。やむなくだけどご飯作らなきゃいけない。でも、自分も食べるんだから。そうじゃないと自分のもいいやってなっちゃうから誰かいた方がいいわね」と語った。

 中尾さんが黒柳さんに「生前葬やらないの?」と質問する一幕も。黒柳さんは「そんなのやらないわよ。人騒がせじゃない」と返すが、中尾さんは「私はやろうと思ってる。だって、死んでから(何か)言われたってわからないじゃない」と明かした。

 最後に、老後を心配する同世代へのメッセージを求められた中尾さんは「死ぬまで働きなさいって言いたい」とコメント。「昔と違って、そんなに大変な仕事なんてないんだもん。退屈がいちばんの敵ですよ」と述べると、黒柳さんも「そうね」と共感していた。

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