あなたがしてくれなくても:“陽一”永山瑛太の演技に「引き込まれた」と称賛の声 「語彙力を失うほどのすごさ」「リアルすぎ」(ネタバレあり)

連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」第10話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」第10話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の奈緒さん主演の連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第10話が6月15日に放送された。吉野陽一を演じる永山瑛太さんの演技に、視聴者の注目が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴さんの同名マンガが原作で、夫婦のセックスレスがテーマ。三竿玲子さんのプロデュース、演出は西谷弘さんと、話題を呼んだドラマ「昼顔」(フジテレビ系)のスタッフが9年ぶりに再集結した。

 第10話の冒頭で、みち(奈緒さん)が陽一に離婚を切り出す場面が描かれた。陽一はその申し出を拒否し、みちはマンションを出て行ってしまう。

 みちが出て行ってから、陽一は自暴自棄な生活を送るように。そんな中、みちが新名(岩田剛典さん)の母・幸恵(大塚寧々さん)の葬式に参列するため、喪服を取りに家に戻ってくる。みちが陽一に離婚届を差し出すと、陽一は離婚届を手で払い「みちがいないと駄目なんだよ」と言い放った。そんな陽一に、みちは「全部陽ちゃんの気持ちだけ」と伝え、思いやる気持ちが陽一に欠けていることを指摘した。

 その後、陽一は新名とカフェで初対面。新名はみちのことを大切に思っていると打ち明けるが、陽一は「あなたにみちの気持ちなんかわかるわけないでしょう」と反論。新名は「気持ちがわかっていたら、みちさんは一人で苦しむことはなかったと思います。邪魔しないであげてください」と告げた。店を後にする新名に「あなたも邪魔しないであげてくださいね」と言い放った陽一だったが、その手は小刻みに震えていた。

 終盤で、改めて陽一とみちが話し合う場面が登場。陽一がみちに「前に子供欲しいかって聞いたでしょ? あの時何て言って欲しかった?」と尋ねると、みちは「みちの子供が欲しいって」と答えた。陽一は「俺にはその言葉、言えない」と言うと、涙をこらえながら離婚届にサインをした。

 陽一はみちに「ごめんな。俺と結婚しなきゃよかったな。無駄な時間過ごさしてごめん」と頭を下げた。涙を流すみちに、陽一は「そんなことないよとか言わないの?」と聞くも、みちは否定せず「ちゃんとご飯食べてね」と言い残し、家を出て行った。

 SNSでは、「陽ちゃん、震えながら離婚届書いてるのめっちゃリアル……」「瑛太さんの演技、引き込まれたわぁ」「瑛太の演技力がすごすぎて逆にドラマの内容入ってこない」「クズ男を演じる瑛太の演技が本当うまい」「語彙(ごい)力を失うほどのすごさ」「離婚届書くシーンだけで泣きそうになった」「演技がうますぎて……。陽ちゃんにイライラしてたのに、あの涙でちょっとグッときてしまった」など、永山さんの演技力に称賛の声が寄せられていた。

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