ポツンと一軒家:秋田の豪雪地帯で一人暮らしの87歳女性 過酷でも不便でも「住めば都」

7月2日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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7月2日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。7月2日は秋田県の豪雪地帯の一軒家が登場する。

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 出羽山地を切り開いた広大な地に一軒家を発見した捜索隊。裾野の集落で聞き込むと、その一軒家を建てた大工の男性に出会う。一軒家の息子といとこ同士という男性の案内で、まだ少し雪の残る山道を登り続け、捜索隊は一軒家を目指す。

 山道を越えた先の一軒家。そこで出迎えてくれたのは87歳の女性だった。女性は夫を6年前に亡くして以来、一人暮らしという。かつては12軒ほどある集落だったが、5年前に他の住民がいなくなりポツンと一軒家に。冬は3メートル以上積雪し、山から下りられなくなるというが、女性は「ここに暮らしている理由は『住めば都』です」と話す。

 ふもと集落で暮らす女性の息子(61)が現れる。毎日母の様子を見に立ち寄っているらしい。息子は山奥で暮らす母を支えながら、家族が集まって米作りを続けていると話す。捜索隊がその田植え作業に密着すると、ここでしか育めない人生ストーリーが明らかになる。

 ゲストは浅田美代子さんと犬飼貴丈さん。

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