どうする家康:勝頼に「ままごと」呼ばわりも “瀬名のはかりごと”有村架純の見解は? 「家族を思って」「迷いなく実行」

大河ドラマ「どうする家康」第25回場面カット 瀬名役の有村架純さん(手前) (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」第25回場面カット 瀬名役の有村架純さん(手前) (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第25回「はるかに遠い夢」が7月2日に放送され、武田勝頼(眞栄田郷敦さん)の手で“はかりごと”が暴かれた瀬名(有村架純さん)が、自ら命を絶つ様子が描かれた。

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 前週第24回の終盤、勝頼に「おなごのままごと」と言われてしまった瀬名のはかりごとは、奪い合うのではなく与え合う、慈愛の心で結びついた“大きな国”を東国に作り上げることだった。

 瀬名役の有村さんは「瀨名のはかりごとは、家族を思ってのことだったと捉えて演じました」と話す。

 続けて「殿(家康、松本さん)が内に秘めていた『戦のない世をつくる』という決意を瀨名は感じとっていて、『殿ができないなら私がやる』ということではなく、『殿の夢を一緒に追いかけたい』という気持ちだったのかな」と推測。「そして第19回でお万(松井玲奈さん)から言われる『政もおなごがやればよいのです』という言葉も一つきっかけになり、殿の夢を一緒に追うために、女の自分ができることは何だろうと具体的に考えたのかなと思います」と考えを明かす。

 また「あんなに心優しかった信康(細田佳央太さん)が簡単に人を殺めるようになるなんて・・・とショックを受けたと思いますし、戦国時代なので仕方のないことかもしれないけれど、本人の心が壊れてしまっている以上、親としては『仕方ない』では済ませられない。瀨名の中では複雑に受け止めていたと思います」と語ると、「苦しんでいる信康をどうすれば救えるだろうと考えたときに、やはり世の中から争いごとをなくすということしか方法がなくて……。瀨名のはかりごとは、殿の夢を一緒に追うためでもありますが、息子を守るためでもあり、愛する家族のことを思い、『これだ』と心に決めた方法で迷いなく実行していったのかなと思います」と劇中の瀬名に思いをはせた。

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