悪女について:田中みな実がスキャンダルまみれの実業家役 再編集版後編 “原点”は16歳の時、二人の男との出会いから

田中みな実さん主演の「ドラマ10『悪女について』」後編場面カット (C)NHK
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田中みな実さん主演の「ドラマ10『悪女について』」後編場面カット (C)NHK

 俳優の田中みな実さんがはスキャンダルにまみれた実業家・富小路公子を演じている。NHKのドラマ「悪女について」の再編集版の後編が、同局の「ドラマ10」枠(総合、火曜午後10時)で7月4日に放送される。

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 ドラマは、バブル期の混乱から現代まで続く景気低迷時代を舞台に、昭和・平成・令和の時代をまたいで、社会のシステムや人間の情を巧みに操り、堂々と生き抜いた「悪女」と言われる女の実像に迫る……という内容。今年3月にBS4Kで放送された。

 田中さんのほか、木竜麻生さん、吉沢悠さん、細田善彦さん、尾美としのりさん、泉澤祐希さん、田中偉登さん、時任勇気さん、林家正蔵さん、渡辺真起子さん、床嶋佳子さん、戸田恵子さん、橋爪功さんらが出演している。

 後編では、自社ビルから転落して謎の死を遂げた富小路公子(田中さん)の原点は、16歳の時にさかのぼる。二人の男との出会いから始まる、悪女と呼ばれてもなお貫いた一人の女の生き様が明かされていく。二人の男の心理を巧みに操りながら巨額の富を築き、実業家として成功していくその手口にショックを受ける小説家の梶谷(木竜さん)だったが、やがてもう一人の男の存在に行き当たる。

 公子の涙の秘密がそこにあった……。

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